「Outlookのメールや予定が、パソコンとスマホで勝手に同期されてしまうのが気になる」「仕事用と個人用のアカウントを分けたいけど、どうすればいいの？」そんなお悩みを抱えていませんか？今回は、初心者の方でも安心してできる、OutlookとMicrosoftクラウドの同期を停止する方法をご紹介します。
OutlookとMicrosoftクラウドの同期とは？
Outlookのイメージ
まずは「同期」という言葉の意味からおさらいしましょう。同期とは、パソコンやスマホで見ている情報（メールや予定など）が、インターネット上の「Microsoftクラウド」と呼ばれる場所と自動でつながり、どのデバイスでも同じ情報を確認できるようにする仕組みです。
たとえば、パソコンでメールを読んだら、スマホでもそのメールが既読として表示されるようになります。これにより、どこでも最新の情報を確認できるようになるのです。
OutlookとMicrosoftクラウドの同期を止める方法
それでは、実際に同期を停止する方法を見ていきましょう。
Outlookをオフラインモードにする
Outlookをオフラインモードにすると、インターネットに接続していてもメールの送受信が行われなくなり、同期が停止されます。
手順は以下の通りです
- Outlookを開きます。
- 画面上部の「送受信」タブをクリックします。
- 「オフライン作業」ボタンをクリックします。
これで、Outlookはオフラインモードになり、同期が停止します。再度同期を再開したい場合は、同じ手順で「オフライン作業」ボタンをクリックしてオンにしてください。
Microsoftアカウントの設定から同期を停止する
Windowsの設定から、Microsoftアカウントの同期を停止することができます。
手順は以下の通りです
- 「設定」を開きます。
- 「アカウント」を選択します。
- 「設定の同期」をクリックします。
- 「同期の設定」をオフにします。
これで、Microsoftアカウントに関連する同期が停止されます。Outlookの同期もこれに含まれます。
Google Workspace Sync for Microsoft Outlook（GWSMO）の同期を停止する
GWSMOを使用している場合、特定のデータの同期を個別に停止することができます。
手順は以下の通りです
- タスクバーのGWSMOアイコンをクリックします。
- 「同期モジュールを有効または無効にする」を選択します。
- 同期を停止したいデータのチェックを外します。
- 「OK」をクリックします。
これで、選択したデータの同期が停止されます。
OneDriveの同期を停止する
OneDriveと連携している場合、OneDriveの同期を停止することで、Outlookの同期も停止されます。
手順は以下の通りです
- タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックします。
- 「同期の一時停止」を選択します。
- 希望する時間（2時間、8時間、24時間）を選択します。
これで、指定した時間だけOneDriveの同期が停止されます。再度同期を再開する場合は、同じ手順で「同期の再開」を選択してください。
よくある質問や疑問
Q1: Outlookをオフラインモードにすると、メールの送受信はどうなりますか？
オフラインモードにすると、メールの送受信は行われません。インターネット接続が復旧し、オンラインモードに戻すと、送信トレイにある未送信のメールが送信されます。
Q2: Microsoftアカウントの同期を停止すると、他のアプリの同期にも影響がありますか？
はい、Microsoftアカウントの同期を停止すると、Outlook以外のアプリ（例えば、Microsoft EdgeやMicrosoft Store）の同期にも影響があります。必要に応じて、個別に同期設定を調整してください。
Q3: GWSMOの同期を停止すると、Gmailのデータはどうなりますか？
GWSMOの同期を停止すると、OutlookとGmailの同期が停止されますが、Gmailのデータ自体はGmailに残ります。Outlookでの表示が更新されなくなるだけです。
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まとめ
OutlookとMicrosoftクラウドの同期を停止することで、複数のデバイスでの情報共有を制限できます。操作は簡単で、初心者の方でも安心して行えます。必要に応じて、同期を停止することで、より快適にOutlookを利用できるようになります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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