Outlook VBAでメールアドレスを取得する方法【初心者向け解決ガイド】

2025.02.23

皆さん、こんにちは。今日は、OutlookでVBAを使ってメールアドレスを取得する方法についてお話しします。パソコンやスマホがちょっと苦手な方でも大丈夫です。一緒にゆっくり学んでいきましょう。

Outlook VBAとは？
メールアドレスを取得する方法
1. 差出人のメールアドレスを取得する手順
よくある質問や疑問
1. Q1: VBAって難しそうですが、初心者でも使えますか？
2. Q2: 他のメールアドレス情報も取得できますか？
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Outlook VBAとは？

Outlookのイメージ

まず、Outlook VBAについて簡単に説明しますね。VBAとは「Visual Basic for Applications」の略で、Microsoftのアプリケーションを自動化するためのプログラミング言語です。Outlook VBAを使うと、Outlookの作業を自動化したり、カスタマイズしたりできます。例えば、特定のメールを自動で振り分けたり、メールアドレスを取得したりすることが可能です。

メールアドレスを取得する方法

では、具体的にOutlook VBAを使ってメールアドレスを取得する方法を見ていきましょう。ここでは、受信したメールの差出人のメールアドレスを取得する方法をご紹介します。

差出人のメールアドレスを取得する手順

1. VBAエディターを開くOutlookを起動し、キーボードの「Alt」キーを押しながら「F11」キーを押して、VBAエディターを開きます。

2. 新しいモジュールを作成するVBAエディターの左側にあるプロジェクトエクスプローラーで、「ThisOutlookSession」を右クリックし、「挿入」から「標準モジュール」を選択します。

3. コードを入力する新しく作成したモジュールに、以下のコードをコピーして貼り付けます。

vba

   Sub GetSenderEmailAddress()

       Dim mail As Outlook.MailItem

       Dim senderAddress As String

       ' 選択しているメールを取得

       Set mail = Application.ActiveExplorer.Selection.Item(1)

       ' 差出人のメールアドレスを取得

       senderAddress = mail.SenderEmailAddress

       ' メールアドレスを表示

       MsgBox "差出人のメールアドレスは: " & senderAddress

   End Sub

4. コードを実行するコードを入力したら、VBAエディターを閉じ、Outlookに戻ります。取得したいメールを選択し、先ほどのマクロを実行すると、差出人のメールアドレスが表示されます。

この方法で、受信したメールの差出人のメールアドレスを簡単に取得できます。ただし、同じ組織内のユーザーの場合、メールアドレスの形式が異なる場合がありますので、その点は注意が必要です。