Excelのユーザー定義を使って表示を変えたいのになぜかできない!
どうしてだよぉぉぉーーーー!

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ユーザー定義の表示形式とは
Excelのユーザー定義の表示形式とは、数値の表示方法を自分でカスタマイズできる機能です。
例えば、数値にテキストを追加したり、色や記号を変えたり、桁数や小数点以下の桁数を設定したりできます。
イメージしやすいようにもう少し具体的に話しますね。
数値に任意のテキストを追加したい時なんかは、例えば、m”月”d”日”という表示形式を使えば、1月2日というように表示できます。
数値の桁数や小数点以下の桁数を自由に設定したい時なんかは、#,##0.00という表示形式を使えば、1234.5678という数値を1,234.57というように表示できます。
数値の正負やゼロに応じて色や記号を変えたい時なんかは、[赤]-#,##0;[青]+#,##0;[黒]”ゼロ”という表示形式を使えば、負の数値は赤色でマイナス記号が付き、正の数値は青色でプラス記号が付き、ゼロは黒色で「ゼロ」と表示されます。
ユーザー定義の表示形式を作成するには、以下の手順を参考にしてください。
- 数値データを選択します。
- ホームタブの数値グループで、小さい矢印を選択してダイアログボックスを開きます。
- 「ユーザー定義」を選択します。
- 種類リストで既存の形式を選択するか、またはボックスに新しい形式を入力します。
- 「OK」を押す。
Excelでは、数値や日付の表示形式をカスタマイズするために、ユーザー定義の表示形式を作成することができます。しかし、時々この機能が反映されない問題が発生することがあります。
ユーザー定義が反映されない原因
ユーザー定義が反映されない場合の主な原因は以下のようなものがあります。

- 書式記号の間違い。
- セルの書式設定の問題。
- Excelのバージョンや設定の問題。
1つ1つ簡潔にお伝えしますね。
書式記号の間違い
ユーザー定義の表示形式コードには、半角英数字や記号を使います。全角文字や空白が入っていると、正しく表示されません。
セルの書式設定の問題
ユーザー定義の表示形式を適用するには、セルの表示形式を「標準」に設定する必要があります。他の表示形式(例えば「通貨」や「日付」)になっていると、ユーザー定義が上書きされます。
Excelのバージョンや設定の問題
Excelのバージョンによっては、ユーザー定義の表示形式がサポートされていない場合があります。また、Excelのオプションで「数値データをテキストとして入力する」を有効にしていると、ユーザー定義が反映されない場合があります。
解決方法は?
Excelのユーザー定義を使って表示が変えられない原因をお話ししましたので、具体的な3つの解決方法についてお話したいと思います。

- 書式記号の確認と訂正。
- セルの書式設定の確認。
- Excelの設定の確認。
どんなことをすればいいのか具体的にお話しますね。
書式記号の確認と訂正
書式記号に誤りがないか確認し、必要に応じて修正します。実はこれが一番多いです。
ユーザー定義の表示形式コードを入力するときは、半角英数字や記号を使ってください。全角文字や空白が入っている場合は、削除してください。
セルの書式設定の確認
セルの書式設定が正しいか確認し、問題があれば修正します。
ユーザー定義の表示形式を適用したいセルを選択して、右クリックして「セルの書式設定」を開きます。表示形式タブで「標準」を選択してください。その後、ユーザー定義の表示形式コードを入力してください。
Excelの設定の確認
Excelのバージョンや設定が正しいか確認し、問題があれば適切な設定に変更します。
Excelのバージョンが古い場合は、最新版にアップデートしてください。Excelのオプションで「数値データをテキストとして入力する」が有効になっている場合は、無効にしてください。
まとめ
Excelでユーザー定義の表示形式ができない問題は、いくつかの原因が考えられます。この記事では、その原因と解決方法について詳しく解説しました。
- 原因としては、書式記号の誤り、セルの書式設定の問題、Excelのバージョンや設定の問題が挙げられます。
- 解決方法としては、各原因に対応した確認と修正が必要です。
- 本記事の内容を試してみれば、問題は解決するはずです。
この情報が、Excelでのユーザー定義の表示形式の問題を解決する助けとなることを願っています。
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