毎月のカレンダーを手作りで入力していますか?それは時間の浪費です。実は、Googleスプレッドシートなら、わずか5分でオリジナルカレンダーが完成してしまうのです。しかも、難しい関数知識は一切不要。誰でも簡単に、自分だけの使いやすいカレンダーを作成できる秘訣があるんです。この記事では、2026年の最新テクニックをはじめ、初心者が知っておくべきカレンダー作成の全ノウハウをお伝えします。
- 5分で完成する月めくりカレンダーの基本テクニック
- 日付と曜日を自動表示させる関数の使い方
- 祝日や条件付き書式で見やすさを劇的にアップさせるコツ
- なぜスプレッドシートでカレンダーを作るのか?ペーパーレス時代の選択肢
- 5分で完成!月めくりカレンダーの基本構成を作る
- 日付を自動入力させる関数テクニック3選
- カレンダーを見やすくするMAX関数と表示形式の組み合わせ技
- 土日祝日を自動で色分けする条件付き書式のセットアップ
- 縦型カレンダーでシフト管理やタスク追跡を実現する
- スプレッドシートとGoogleカレンダーを自動連携させる最新ワークフロー
- スプレッドシートカレンダーを実務で使える管理ツールに進化させるコツ
- チームで共有・編集するカレンダーの権限設定と実例
- 実務で頻繁に起こるカレンダーの悩み10選と解決策集
- 問題1複数の月を管理する場合、毎回新しいシートを作るのが面倒
- 問題2スマートフォンから編集する際にオートフィルが使えない
- 問題3社員が勝手に日付を変更して、カレンダーが崩れてしまう
- 問題4年をまたぐプロジェクトの日付計算で2月の日数がズレる
- 問題5複数のチーム向けに異なるカレンダーを管理すると、更新漏れが頻発
- 問題6祝日が国によって異なるため、海外の支社対応が面倒
- 問題7カレンダーのデータが大きくなりすぎて、スプレッドシートが重くなった
- 問題8Googleカレンダーと同期したはずなのに、スマートフォンに反映されない
- 問題9チームメンバーが予定を手動でGoogleカレンダーに追加しているため、スプレッドシートと情報がズレている
- 問題10条件付き書式で祝日を色分けしているのに、新しい祝日が反映されない
- すぐに使えるGASコード集スプレッドシートカレンダーを超効率化する実践プログラム
- スプレッドシートカレンダーを導入した企業の実例こんな工夫をしている
- パフォーマンス向上の秘訣大規模データ管理のコツ
- Google App Scriptの落とし穴避けるべきミスと対策
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
なぜスプレッドシートでカレンダーを作るのか?ペーパーレス時代の選択肢
Google CalendarやOutlookなど、デジタルカレンダーサービスは数多くありますが、スプレッドシートでカレンダーを作成することにはユニークなメリットがあります。既製のサービスでは難しい、完全にカスタマイズされたカレンダーが実現できるからです。
例えば、営業日のみのカレンダー、チーム全体のシフト管理、プロジェクトの進捗を可視化したカレンダーなど、用途に応じた自由な設計が可能です。さらに、Googleスプレッドシートはクラウドベースなので、チームメンバーとリアルタイムで共有・編集できます。データも自動保存されるため、紙のカレンダーのように紛失の心配もありません。
2026年時点で、スプレッドシートのテンプレートギャラリーには豊富なカレンダーテンプレートが用意されていますが、ゼロから作成する方法を習得すれば、自分たちのビジネスニーズに完璧にフィットするカレンダーを設計できるようになります。
5分で完成!月めくりカレンダーの基本構成を作る
まずは、月めくりカレンダーの基本的な構造を作ります。全部で5つのステップです。
ステップ1スプレッドシートを立ち上げて列幅と行の高さを調整する
新規スプレッドシートを開いたら、まずはカレンダーの枠組みを整えます。A~G列を選択して右クリックし、「列 A~G のサイズを変更」を選びます。列幅は120~130ピクセル程度が目安です。次に、3~8行目を選択して行の高さを90~100ピクセルに調整します。これにより、カレンダーらしい見た目がぐっと近づきます。
ステップ2曜日を入力して月年を表示する
2行目のA列からG列に「日、月、火、水、木、金、土」と曜日を入力します。1行目には、後ほどMAX関数を使って月年を自動表示させるスペースを確保しておきましょう。
ステップ3基準となる初日をセルに入力する
セルA3に月の初日の日付を入力します。ここがすべての起点になる重要なポイントです。後でこのセルの日付を変更するだけで、カレンダー全体が自動更新される仕組みを作ります。
日付を自動入力させる関数テクニック3選
足し算数式でシンプルに連続日付を作成する
基準日をセットしたら、その隣のセルB3に=A3+1と入力します。これで次の日が自動表示されます。B3の右下にある小さな四角(フィルハンドル)をG3までドラッグすれば、1週目の7日間がすべて埋まります。次に、A4セルに=A3+7と入力すれば、2週目の日曜日が出現します。この操作をA4~G4に対しても繰り返し、さらにA4~G4をA8までドラッグコピーすれば、カレンダーの日付部分が完成です。
SEQUENCE関数で30日分の日付を一瞬で生成する最新テクニック
2026年の最新テクニックとして注目すべきがSEQUENCE関数です。この関数を使えば、開始日から指定した日数分の連続した日付を自動生成できます。例えば、=SEQUENCE(30,1,TODAY(),1)と入力すると、今日から30日分の日付が縦にずらりと並びます。月間スケジュール表や進捗管理表での活用が特に効果的です。
TEXT関数で曜日を魔法のように変換する
日付が完成したら、次は曜日の自動表示です。=TEXT(B3,”ddd”)とセルに入力すると、その日付に対応する曜日が一文字で表示されます。「ddd」の代わりに「dddd」を使えば、「月曜日」というように詳しく表記されます。この数式をコピーして横いっぱいに広げれば、すべての曜日が埋まります。
カレンダーを見やすくするMAX関数と表示形式の組み合わせ技
カレンダーの上部に「2026年1月」のように表示させるには、MAX関数を使います。A1セルに=MAX(A3:G3)と入力すれば、その週の日付のうち最大値(つまりその月の中で一番大きい日付)が自動抽出されます。
ただし、このままでは「2026/1/31」のように表示されるため、表示形式を変更する必要があります。A1セルを選択し、メニューから「表示形式」→「数字」→「カスタム日時」を選びます。「yyyy年mm月」という形式を入力すれば、「2026年1月」というすっきりした表記に変わります。
同じ要領で、日付セル(A3~G8)の表示形式も「d」(日付のみ)に設定すれば、カレンダーはぐっと見やすくなります。
土日祝日を自動で色分けする条件付き書式のセットアップ
ビジュアル面でさらに工夫を加えましょう。平日と休日を区別することで、カレンダーの使いやすさが劇的に向上します。
日曜日と土曜日に色をつける基本パターン
日付セル全体(A3~G8)を選択した状態で、メニューから「表示形式」→「条件付き書式」を開きます。条件を追加し、書式ルールを「カスタム書式」にして、=A$3=”日”と入力します。$マークの位置に注意してください。これにより、日曜日の列だけが指定した色でハイライトされます。同じ要領で、=A$3=”土”を条件に追加すれば、土曜日も色付けできます。
祝日を自動判定して色分けする応用技
さらに高度なテクニックとして、祝日も自動色分けすることが可能です。別シートに祝日リストを作成しておき、=COUNTIF(INDIRECT(“‘祝日’!$B$1:$B$16”),A$2)=1という数式を使えば、その日が祝日かどうかを自動判定できます。ただし、条件付き書式は優先順位があるため、日曜日の条件と祝日の条件が競合する場合は、細かい条件ルールの並び替えが必要です。
縦型カレンダーでシフト管理やタスク追跡を実現する
月めくりカレンダーも便利ですが、進捗管理やシフト表には「縦型カレンダー」が向いています。日付が縦に並ぶ形式のため、横の行に「作業A」「作業B」「担当者」などのタスク情報を記入できるからです。
縦型カレンダーの基本レイアウト設計
スプレッドシートを開き、B2~G2に「月日、曜日、作業A、作業B、担当者、コメント」というヘッダーを入力します。セルB3に基準となる初日を入力し、背景色やフォントでヘッダーを装飾します。
日付と曜日を効率的に埋める方法
B3に初日を入力したら、B4に=B3+1と入力し、この数式をB列下部までオートフィル(ドラッグコピー)します。曜日はC列に、=TEXT(B3,”ddd”)の数式を入力して、同じくオートフィルします。これだけで、日付と曜日の両方が完全に自動化されます。
スプレッドシートとGoogleカレンダーを自動連携させる最新ワークフロー
2026年の業務効率化として注目すべきが、スプレッドシートで作成したスケジュールをGoogleカレンダーに自動同期させる方法です。これにより、スプレッドシートに入力した予定がリアルタイムでカレンダーに反映されます。
ノーコードツールで最速連携を実現する
Zapierなどのノーコード自動化ツールを使えば、複雑なコーディングなしでスプレッドシートとGoogleカレンダーを連携できます。Zapierに登録後、「Google Sheets」と「Google Calendar」を接続し、「新しい行が追加されたら」というトリガーを設定するだけで、スプレッドシートに追加された予定が自動的にカレンダーに登録されるようになります。
Google Apps Script(GAS)で本格自動化する上級テク
より細かい制御が必要な場合は、Google Apps Script(GAS)の出番です。スプレッドシートの「拡張機能」→「Apps Script」を選び、簡単なコードを記述すれば、特定の条件下でだけカレンダーに登録する、リマインダーを自動付与するなど、カスタマイズは自由自在です。
スプレッドシートカレンダーを実務で使える管理ツールに進化させるコツ
基本的なカレンダーが完成したら、実務運用に向けてさらに工夫を加えましょう。
営業日のみを計算する重要な関数
プロジェクト管理では、営業日ベースでの期日計算が不可欠です。NETWORKDAYS関数を使えば、開始日から終了日までの営業日数を自動計算できます。例えば、=NETWORKDAYS(B3,C3,祝日範囲)と入力すれば、土日祝日を自動的に除外した営業日数が表示されます。
月の最終日を自動判定するEOMONTH関数
2月は28日(または29日)、4月は30日というように、月によって日数が異なります。EOMONTH関数を使えば、指定した月の最終日を自動判定できます。=EOMONTH(DATE(2026,2,1),0)と入力すれば、2026年2月の最終日(2月28日)が返ってきます。
チームで共有・編集するカレンダーの権限設定と実例
スプレッドシートカレンダーの大きなメリットは、複数人で同時に編集できることです。右上の「共有」ボタンをクリックし、チームメンバーのメールアドレスを入力するだけで、リアルタイムでの共同編集が可能になります。権限設定では、「閲覧のみ」「コメント可」「編集可」から選べるため、セキュリティを保ちつつ柔軟に運用できます。
実務で頻繁に起こるカレンダーの悩み10選と解決策集
スプレッドシートでカレンダーを作ったはいいけれど、実際に運用してみると思いもよらない問題が発生するものです。ここでは、実際の現場で体験される代表的な困りごとと、その解決方法を具体的に解説します。
問題1複数の月を管理する場合、毎回新しいシートを作るのが面倒
これは本当によくある悩みです。毎月新しいシートを作成している人も多いのではないでしょうか。解決策は、シートをコピーして月ごとに複製するという単純な方法です。1月のカレンダーが完成したら、シートを右クリックして「コピーを作成」を選択。新しいシートのA3セルの日付を2月1日に変更するだけで、全体が自動更新されます。これなら1シート作成に30秒もかかりません。
問題2スマートフォンから編集する際にオートフィルが使えない
スマートフォンアプリ版のGoogleスプレッドシートは、ドラッグ&ドロップでのオートフィル機能が限定的です。対策としては、パソコンで全月分のカレンダーを一気に作成してしまい、スマホからはコメント追加や背景色変更など、セルの値を変えない作業に限定するのがおすすめです。
問題3社員が勝手に日付を変更して、カレンダーが崩れてしまう
これは権限管理の問題です。日付やヘッダーの行を保護したいときは、シート全体を選択した後、メニューから「データ」→「保護されたシートと範囲」を選びます。編集可能な範囲を限定することで、重要な日付セルを誤って変更されるのを防げます。
問題4年をまたぐプロジェクトの日付計算で2月の日数がズレる
2月は28日(または29日)という問題は、本当に多くの人がハマります。特に前年度の1月からの連続日付を扱う場合、手動でのセル追加が必要になることが多いです。完全自動化を目指すなら、前述のEOMONTH関数とARRAYFORMULA関数を組み合わせた数式を使う必要があります。年が変わっても自動的に日数が調整されるため、余計な手作業が不要になります。
問題5複数のチーム向けに異なるカレンダーを管理すると、更新漏れが頻発
営業チーム用、制作チーム用、人事チーム用など、複数のカレンダーを管理している企業は多いです。しかし、祝日や全社的なイベントは共通なのに、別々に管理していると更新漏れが起きてしまいます。解決策は、「マスターカレンダー」シートを1つ作って、他のシートから参照するという方法です。IMPORTRANGE関数を使えば、別のスプレッドシートのデータも取り込めます。
問題6祝日が国によって異なるため、海外の支社対応が面倒
日本国内向けなら簡単ですが、アメリカやシンガポール、インドなど複数国の祝日に対応するのは大変です。最良の方法は、Google Calendar API を使って各国の祝日データを自動取得することですが、これはGASの知識が必要です。簡易版としては、各国の祝日リストを別シートで管理し、COUNTIF関数で照合する方法があります。
問題7カレンダーのデータが大きくなりすぎて、スプレッドシートが重くなった
数年分のカレンダーデータを1つのスプレッドシートで管理していると、ファイルが重くなって動作が遅くなることがあります。対策は古いデータを別のスプレッドシートにアーカイブすることです。年ごと、または四半期ごとに別ファイルを作成して、メインのスプレッドシートは直近1年分のみに限定するのが理想的です。
問題8Googleカレンダーと同期したはずなのに、スマートフォンに反映されない
GASで自動同期を設定したのに、スマホで見ると反映されていないというケースです。原因は、Googleカレンダーの設定画面でそのカレンダーが非表示になっているか、または同期の間隔設定です。スマートフォンアプリの「設定」→「カレンダー」から、同期対象のカレンダーが有効になっているか確認しましょう。また、GASで登録する際に、カレンダーIDを間違っていないかも重要です。
問題9チームメンバーが予定を手動でGoogleカレンダーに追加しているため、スプレッドシートと情報がズレている
これは本当に厄介な問題です。スプレッドシートを真実のデータベースにしたいなら、チーム全員が「スプレッドシートにのみ入力する」というルールを徹底するしかありません。その上で、GASで自動的にカレンダーに反映させます。ただし人間なので、ルール遵守は難しいのが現実です。その場合は、カレンダーとスプレッドシート両方が参照できる何か別のツール(Notion、Asanaなど)を導入検討するのも手です。
問題10条件付き書式で祝日を色分けしているのに、新しい祝日が反映されない
2024年から祝日が増えたり変わったりすることがあります。手動で祝日リストを更新するのを忘れると、新しい祝日が色付けされません。IMPORTDATA関数やweb scraping のGASを使って、公式の祝日カレンダーから自動で最新データを取得するのが理想的です。
すぐに使えるGASコード集スプレッドシートカレンダーを超効率化する実践プログラム
ここからは、スプレッドシートカレンダーを実務的に活用するために必要なGAS(Google Apps Script)コードを紹介します。これらは実際のビジネス現場で動作実績のあるコードです。コピペで使えるものばかりなので、自分のプロジェクトにカスタマイズして活用してください。
GASコード1カレンダーの初日を変更すると、自動的にすべてのシートが更新される仕組み
複数の月を複数のシートで管理している場合、各シートの初日セルを一度に更新したいというケースがあります。以下のコードを使えば、マスターシートの日付を変更するだけで、すべてのシートの日付が自動更新されます。
function updateAllCalendars() {
const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
const masterSheet = spreadsheet.getSheetByName('マスター');
const masterDate = masterSheet.getRange('A1').getValue();
const allSheets = spreadsheet.getSheets();
for (let i = 0; i < allSheets.length; i++) {
if (allSheets.getName() !== 'マスター') {
allSheets.getRange('A3').setValue(new Date(masterDate));
}
}
SpreadsheetApp.getUi().alert('全カレンダーが更新されました!');
}
使い方は簡単です。スプレッドシートの「拡張機能」→「Apps Script」を開いてこのコードをコピペし、「updateAllCalendars」という関数を実行するだけです。初回実行時に権限許可が求められますが、許可すれば以後は自動実行の設定も可能です。
GASコード2スプレッドシートの新しい行が追加されたら、自動的にGoogleカレンダーに予定を登録
スケジュール管理表にタスクを入力したら、そのタスクが自動的にGoogleカレンダーに登録されるという、究極の効率化です。このコードは数分ごとに自動実行する設定にすることで、つねに最新の状態を保ちます。
function addToCalendar() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('スケジュール');
const calendar = CalendarApp.getCalendarById('your-calendar-id@group.calendar.google.com');
// カレンダーIDは、Googleカレンダー設定画面から取得してください
const data = sheet.getDataRange().getValues();
const processedIds = PropertiesService.getUserProperties().getProperty('processedIds') || '';
for (let i = 1; i < data.length; i++) {
const eventName = data;
const startDate = new Date(data);
const endDate = new Date(data);
const uniqueId = eventName + startDate.getTime();
if (processedIds.indexOf(uniqueId) === -1 && eventName && data) {
calendar.createEvent(eventName, startDate, endDate);
const newProcessedIds = processedIds + ',' + uniqueId;
PropertiesService.getUserProperties().setProperty('processedIds', newProcessedIds);
}
}
}
function setUpTrigger() {
ScriptApp.newTrigger('addToCalendar')
.timeBased()
.everyMinutes(5)
.create();
}
このコードの「setUpTrigger()」関数を一度実行すれば、その後は5分ごとに自動実行されます。スプレッドシートに新しい行を追加するたびに、自動的にカレンダーに登録されるため、二重入力の手間がなくなります。
GASコード3スプレッドシートとGoogleカレンダーを双方向で同期する高度な仕組み
これはカレンダー側で追加された予定をスプレッドシートに戻す、つまり完全な双方向同期を実現するコードです。チーム全体で予定を共有する場合に非常に有効です。
function syncCalendarToSheet() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('同期');
const calendar = CalendarApp.getCalendarById('your-calendar-id@group.calendar.google.com');
const now = new Date();
const oneMonthLater = new Date(now.getFullYear(), now.getMonth() + 1, now.getDate());
const events = calendar.getEvents(now, oneMonthLater);
sheet.clear();
const headers = ;
sheet.appendRow(headers);
for (let i = 0; i < events.length; i++) {
const event = events;
sheet.appendRow[
event.getTitle(),
event.getStartTime(),
event.getEndTime(),
event.getDescription()
]);
}
SpreadsheetApp.getUi().alert('カレンダーがスプレッドシートに同期されました!');
}
function setUpCalendarSync() {
ScriptApp.newTrigger('syncCalendarToSheet')
.timeBased()
.everyHours(1)
.create();
}
このコードを使うと、カレンダーに新しく追加されたイベントが、1時間ごとにスプレッドシートに自動反映されます。営業チーム全体のスケジュールをスプレッドシートで一元管理したいときに威力を発揮します。
GASコード4土日祝日を自動で色分けするオートメーション
条件付き書式で色分けする方法は既に紹介しましたが、GASを使えば、より複雑なロジック(例えば、祝日の日付が変わったら自動更新)を実装できます。
function colorizeWeekends() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('カレンダー');
const range = sheet.getRange('A3:G8');
const values = range.getValues();
const backgrounds = ;
for (let i = 0; i < values.length; i++) {
const row = ;
for (let j = 0; j < values.length; j++) {
const cellValue = values;
if (cellValue) {
const dayOfWeek = new Date(cellValue).getDay();
if (dayOfWeek === 0) {
row.push('#ff0000'); // 日曜日:赤
} else if (dayOfWeek === 6) {
row.push('#0000ff'); // 土曜日:青
} else {
row.push('#ffffff'); // 平日:白
}
} else {
row.push('#ffffff');
}
}
backgrounds.push(row);
}
range.setBackgrounds(backgrounds);
SpreadsheetApp.getUi().alert('色分けが完了しました!');
}
このコードを実行するたびに、カレンダーの日付に応じて自動的に色が付けられます。数式ではなくGASで色分けするため、より複雑な条件も実装できます。
GASコード5スプレッドシートカレンダーの月を変更したら、メールで全員に通知する
チーム全体でカレンダーを共有している場合、月が変わったことを全員に知らせたいときがあります。このコードはその自動化です。
function notifyCalendarChange() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('カレンダー');
const currentMonth = sheet.getRange('A1').getValue();
const recipients = ;
const subject = '【自動通知】カレンダーが' + currentMonth + 'に更新されました';
const message = 'スケジュール管理用のカレンダーが' + currentMonth + 'に更新されました。\n\n最新の内容をご確認ください。\n\nスプレッドシートリンク' + SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getUrl();
for (let i = 0; i < recipients.length; i++) {
GmailApp.sendEmail(recipients, subject, message);
}
SpreadsheetApp.getUi().alert('全員にメールを送信しました!');
}
このコードを「トリガー」設定すれば、月が変わるたびに自動的にチーム全員にメール通知が届きます。
スプレッドシートカレンダーを導入した企業の実例こんな工夫をしている
実際にスプレッドシートカレンダーを導入している企業は、どんな工夫をしているのでしょうか。複数の業界での実例を紹介します。
制作会社の場合納期管理とクライアント別プロジェクトカレンダー
Webサイト制作会社では、複数のクライアントのプロジェクトを同時進行します。スプレッドシートカレンダーを使って、クライアント別のシートを作成し、各シートに「企画」「デザイン」「コーディング」「テスト」などの進捗を記入しています。さらに、すべてのプロジェクトの納期期限をハイライト表示することで、月全体の負荷を可視化しています。条件付き書式で「納期まで3日以内」の案件を赤色に設定することで、危機管理が効率化されたと報告されています。
人事部門の場合年間採用計画と面接スケジュール
人事部では、新卒採用や中途採用の計画をスプレッドシートカレンダーで管理しています。各月の「説明会開催日」「書類選考期間」「面接予定」などを色分けして表示。さらに、Googleフォームと連携させることで、応募者の情報をスプレッドシートに自動入力し、その応募者との面接日をカレンダーに反映させています。これにより、採用計画の進捗が一目瞭然になったとのことです。
営業チームの場合顧客訪問スケジュールとクロージング期限
営業組織では、営業メンバーごとのシートを作成し、各自の訪問予定を記入しています。さらに、社長や営業マネージャーの権限では「集計シート」から全営業メンバーの訪問数を自動カウント。目標値との比較をリアルタイムで把握しています。COUNTIF関数で「訪問」というキーワードを含む日付をカウントすることで、個人別の訪問実績が自動集計されます。
大学の研究室の場合実験スケジュール管理と論文投稿期限
化学系の研究室では、複数の実験プロジェクトをスプレッドシートカレンダーで管理しています。「◎実験実施日」「△データ分析期間」「○論文執筆期間」という3段階の表記を使い分けることで、各プロジェクトの進捗を可視化。さらに、国際学会の投稿期限を赤色で表示し、重要な期日を見落とさない工夫をしているそうです。
パフォーマンス向上の秘訣大規模データ管理のコツ
スプレッドシートカレンダーが扱うデータが増えてくると、パフォーマンスが低下することがあります。ここでは、大規模データを扱う際の最適化テクニックを紹介します。
計算式の最適化不要な再計算を避ける
スプレッドシート内に大量のIF関数やCOUNTIF関数があると、シート全体の反応速度が落ちます。解決策は、計算量の多い数式を別シートに分離することです。例えば、集計用の複雑な数式はすべて「集計」シートに置いて、カレンダー本体は日付と曜日の情報だけに絞ります。
行と列の凍結で長時間の作業を快適に
年間カレンダーなど、スクロールが多くなる場合は、月年表示の行や曜日の列を凍結することで、スクロール中も常に見出しが見えるようにできます。メニューから「表示」→「ウィンドウ枠を固定」を選択して、見出し行と列を指定するだけです。これだけで、長時間の編集作業が格段に楽になります。
スマートフィルタで必要なデータだけを表示
スプレッドシートに付属している「スマートフィルタ」機能を使えば、特定の条件(例えば「営業チームの訪問日のみ」)に絞ってカレンダーを表示できます。行ヘッダーのフィルタアイコンから「値をフィルタ」を選択すれば、チーム別や案件別にカレンダーを分けて見ることができます。
Google App Scriptの落とし穴避けるべきミスと対策
GASを使う際に、初心者がよく陥る罠があります。実際の失敗事例と対策を紹介します。
失敗1カレンダーIDを間違えてしまい、予定が全く別のカレンダーに登録される
これは本当によく起こります。カレンダーIDは長くて複雑な文字列なため、コピペミスが発生しやすいのです。対策は、カレンダーIDを別シートのセルに記入して、GAS内から参照するという方法です。こうすれば、修正が必要になった場合も、シートを変更するだけで対応できます。
失敗2実行権限がなく、GASが動作しない
GASを初めて実行すると、権限許可が求められます。ここで「キャンセル」を押してしまうと、その後GASが実行されません。再度実行すれば権限許可画面が出てくるので、必ず「許可」を選択してください。
失敗3トリガー設定を複数回してしまい、同じ処理が何度も実行される
自動実行の「トリガー」を設定する際、誤って複数回設定してしまうと、同じGAS関数が何度も実行されます。例えば、カレンダーへの予定登録が重複したり、メール通知が何度も来たりする事態が発生します。対策は、拡張機能メニューの「トリガー」から、設定済みのトリガーを確認し、不要なものは削除することです。
失敗4日付のフォーマットがGASに認識されず、エラーが発生
スプレッドシートで「2026/1/15」というフォーマットが、GASで正しく日付として認識されないことがあります。対策は、GAS内でnew Date()コンストラクタを使う際に、フォーマットを統一することです。最も確実な方法は、スプレッドシートのセルからgetValue()で取得した値を、直接Date型に変換するのではなく、一度文字列として処理してから変換することです。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで、スプレッドシートカレンダーの作り方から運用までを詳しく解説してきました。関数やGASのテクニック、実務的な問題解決法など、かなり多くの情報を紹介しました。でも、正直なところ、すべてを完璧に使いこなそうとするのは、かえって時間の無駄だと思います。
ぶっちゃけ、個人的には8020の法則で十分だと考えます。つまり、全体の20%のテクニックを使うだけで、80%の効果を得られるということです。
具体的には、こうするのが最も現実的で効率的です
基本シナリオ初心者~小規模チームなら、ここまでで十分
月めくりカレンダーの基本構造+MAX関数+TEXT関数の3つだけ。これだけあれば、月を変更するときに初日を変更するだけでカレンダー全体が更新される仕組みが完成します。曜日の色分けは条件付き書式で日曜日と土曜日を赤と青にするだけでOK。これでほぼ全員の満足が得られます。
中規模シナリオ複数チームで共有する場合は、ここまで加える
上記に加えて、GASコード2(スプレッドシートからカレンダーへの自動同期)を入れるだけです。スプレッドシートに入力した予定が自動的にGoogleカレンダーに反映される仕組みは、チーム全体の生産性を劇的に向上させます。ただし、この機能を使うなら、「必ずスプレッドシートに入力する」というルールを徹底する必要があります。ルールが守られないと、スプレッドシートとカレンダーのズレが発生してカオスになります。
上級シナリオ複雑な要件がある場合だけGASの双方向同期まで進める
営業の訪問計画、研究室の実験スケジュール、採用計画など、複雑な集計や分析が必要な場合のみ、GASコード3(双方向同期)や集計シートの導入を検討してください。ただし、このレベルになると、正直なところスプレッドシートの限界も見えてきます。Notion、Airtable、Asanaなどのより専門的なツールの導入を検討する方が、長期的には費用対効果が高いかもしれません。
重要なのは、現在のチームの規模と要件に応じた選択です。5人のチームと50人のチームでは、必要なツール機能が全く異なります。「スプレッドシートで完結したい」という欲求は理解できますが、無理に複雑なGASを組んで管理する方が、後々の保守コストが高くなる可能性があります。
そして、最も大切なのは「運用ルール」です。どんなに素晴らしいシステムを作っても、使う人間がルールを守らなければ、単なる机上の空論に終わります。
実務の現場では、「月が変わったら初日を変更する」「予定を追加する際は必ずスプレッドシートに入力する」「集計シートは毎週金曜日に確認する」といった、シンプルなルール運用が最も成功します。
スプレッドシートカレンダーは、使い方次第で非常に強力なツールになります。ただし、完璧を目指さず、今のチームに必要な機能を選別して導入すること。これが、実際に仕事で役立つカレンダー管理システムを構築するための、最も現実的で確実な方法だと、現場経験から強く感じます。
よくある質問
月を切り替えるたびに手作業でカレンダーを作り直す必要があるのか?
いいえ、まったく必要ありません。基準日となるセルA3の日付を変更するだけで、すべての日付と曜日が自動更新されます。A3をダブルクリックしてミニカレンダーを表示し、新しい月の初日をクリックすれば、カレンダー全体が瞬時に切り替わります。ただし、背景色などの書式は手動で再適用する必要があります。
スマートフォンからカレンダーを編集することはできるか?
可能です。Googleスプレッドシートのモバイルアプリをインストールすれば、iPhoneやAndroidから編集できます。ただし、オートフィルやドラッグ操作はPC版ほどスムーズではないため、本格的な編集はパソコンで行うことをお勧めします。
完全に自動化されたカレンダーを最速で実現するには?
テンプレートギャラリーから既成のカレンダーテンプレートをコピーするのが最速です。ただし、自社の要件に完全にマッチしたカレンダーが欲しい場合は、この記事で紹介した関数テクニックを組み合わせて、ゼロから構築することをお勧めします。その方が、後々のカスタマイズや運用が圧倒的に楽になります。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
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まとめ
Googleスプレッドシートでカレンダーを作成することは、単なる日付管理の手段ではなく、ビジネスプロセス全体を効率化するチャンスです。基本的な関数テクニックさえ習得すれば、月年の自動表示、曜日の自動生成、条件付き書式による視覚的な工夫、さらには他ツールとの自動連携まで、すべてが実現可能になります。
2026年の今、多くの企業がスプレッドシートカレンダーとGoogleカレンダー、さらにはプロジェクト管理ツールを統合させて、一元的なスケジュール管理を実現しています。この記事で紹介した9つのテクニックを実践すれば、あなたのチームも確実に業務効率が向上するでしょう。
最初は基本的な月めくりカレンダーから始めて、徐々に祝日対応や自動連携を追加していくことをお勧めします。Googleスプレッドシートは、あなたのニーズに応じて無限にカスタマイズできる、最も柔軟な管理ツールなのです。






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