初心者でもできる！Google Apps Script（GAS）でスプレッドシートを連携させる方法

2025.07.30

こんにちは！今日は、パソコンやスマホにあまり詳しくない方でもできる、GoogleスプレッドシートとGoogle Apps Script（GAS）を連携させる方法をご紹介します。これを使うと、スプレッドシート上で自動的に作業を進められるようになり、日々の業務がぐっと楽になりますよ。

Google Apps Script（GAS）って何？
スプレッドシートとGASを連携させる方法
スプレッドシートにボタンを追加して、GASを実行する方法
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Google Apps Script（GAS）って何？

Googleスプレッドシートのイメージ

まず、GASとは「Google Apps Script」の略で、Googleのサービスを自動化するためのプログラムを書くためのツールです。例えば、スプレッドシートに入力したデータをもとに、自動でメールを送ったり、他のGoogleサービスと連携して作業を効率化したりできます。

スプレッドシートとGASを連携させる方法

スプレッドシートとGASを連携させる手順はとても簡単です。以下の手順で進めてみましょう。

スプレッドシートを開く
Googleドライブから、連携させたいスプレッドシートを開きます。
GASのスクリプトエディタを開く
スプレッドシートのメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。これで、GASのスクリプトエディタが開きます。
コードを書く
スクリプトエディタが開いたら、以下のコードを入力してみましょう。



function myFunction() {

  const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();

  const sheet = spreadsheet.getSheetByName('シート1');

  const range = sheet.getRange('');

  const value = range.getValue();

  Browser.msgBox(value);

}

このコードは、スプレッドシートの「シート1」のセルの値を取得して、ポップアップで表示するものです。

コードを実行する
コードを書いたら、スクリプトエディタの上部にある「実行」ボタンをクリックします。初めて実行する際は、Googleアカウントの認証が必要ですので、指示に従って許可してください。
結果を確認する
スプレッドシートに戻ると、セルの内容がポップアップで表示されるはずです。

スプレッドシートにボタンを追加して、GASを実行する方法

さらに便利にするために、スプレッドシートにボタンを追加して、そのボタンをクリックするだけでGASを実行できるようにしてみましょう。

ボタンを挿入する
スプレッドシートのメニューから「挿入」→「図形描画」を選択し、適当な図形を描いて保存します。
ボタンにスクリプトを割り当てる
挿入したボタンをクリックし、「スクリプトの割り当て」を選択します。表示されたダイアログに、先ほど作成した関数名「myFunction」を入力し、「OK」をクリックします。
ボタンをクリックして実行する
スプレッドシート上でボタンをクリックすると、先ほどと同じようにセルの内容がポップアップで表示されます。