Googleスプレッドシートでハイパーリンクを簡単に作成する方法

2025.07.30

Googleスプレッドシートを使っていると、他のウェブサイトやシート、セルへのリンクを作成したくなることがありますよね。今回は、初心者の方でも簡単にできる方法を、実際の例を交えてわかりやすくご紹介します。

基本のハイパーリンクの作り方

Googleスプレッドシートのイメージ

まずは、最も基本的なハイパーリンクの作り方から始めましょう。

Googleスプレッドシートでは、`=HYPERLINK(URL, リンクテキスト)`という関数を使ってリンクを作成できます。

例えば、セルに「(https://www.example.com」というURLが入力されているとします。セルB1に以下のように入力すると、)



=HYPERLINK(, "こちらをクリック")

セルB1に「こちらをクリック」というテキストが表示され、クリックすると「(https://www.example.com」に移動します。

同じスプレッドシート内の他のシートやセルへのリンクも簡単に作成できます。

例えば、シート名が「データ」で、セルB2にリンクを作成したい場合、以下のように入力します。



=HYPERLINK("#gid=123456789&range=B2", "データシートのB2へ")

これで、「データシートのB2へ」というリンクが作成され、クリックすると「データ」シートのB2セルに移動します。

次に、データに応じてリンク先が変わるような、動的なリンクの作り方をご紹介します。

例えば、セルに「商品A」、セルB2に「(https://www.example.com/productA」というURLが入力されているとします。セルC2に以下のように入力すると、)



=HYPERLINK(B2, )

セルC2に「商品A」というテキストが表示され、クリックすると「(https://www.example.com/productA」に移動します。

例えば、セルD2に「在庫あり」または「在庫なし」が入力されているとします。セルE2に以下のように入力すると、



=IF(D2="在庫あり", HYPERLINK("https://www.example.com/buy", "今すぐ購入"), "在庫切れ")

セルE2に「今すぐ購入」または「在庫切れ」というテキストが表示され、クリックすると「(https://www.example.com/buy」に移動します。

のセルに「Google Sheetsの使い方」と入力されているとします。このセルの「Sheets」だけをリンクにしたい場合、Googleスプレッドシートの標準機能では難しいですが、Google Apps Scriptを使うことで可能です。

シートのgidは、スプレッドシートのURLの末尾にある「#gid=数字」の「数字」の部分です。例えば、URLが「(https://docs.google.com/spreadsheets/d/abc123/edit#gid=987654321」の場合、gidは「987654321」です。

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Googleスプレッドシートでは、`=HYPERLINK()`関数を使うことで、簡単にリンクを作成することができます。基本的なリンクの作成から、データに応じた動的なリンクの作成まで、さまざまな方法があります。ぜひ、これらの方法を活用して、スプレッドシートをより便利に使いこなしてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。