初心者でもできる！GASでスプレッドシートのセルの値を取得する方法

2025.07.28

こんにちは！今日は、Google Apps Script（GAS）を使って、スプレッドシートのセルの値を取得する方法をご紹介します。パソコンやスマホの操作に不安がある方でも、安心して学べる内容になっていますので、ぜひ一緒に覚えていきましょう。

セルの値を取得する基本の3つの方法
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

セルの値を取得する基本の3つの方法

Googleスプレッドシートのイメージ

GASを使ってスプレッドシートのセルの値を取得する方法は、主に以下の3つです。

getValue()で1つのセルの値を取得

特定のセルから値を取得する最も基本的な方法です。例えば、セルの値を取得するには、次のように書きます。

javascript

function getCellValue() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  const value = sheet.getRange('').getValue();

  Logger.log(value);

}

このコードを実行すると、セルに入力されている値がログに表示されます。

getValues()で複数のセルの値を取得

複数のセルから値を取得する場合は、getValues()を使います。例えば、からC3までの範囲の値を取得するには、次のように書きます。

javascript

function getRangeValues() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  const values = sheet.getRange('C3').getValues();

  Logger.log(values);

}

このコードを実行すると、からC3までの範囲の値が2次元配列としてログに表示されます。

getActiveCell()で現在選択されているセルの値を取得

ユーザーが現在選択しているセルの値を取得するには、getActiveCell()を使います。例えば、現在選択されているセルの値を取得するには、次のように書きます。

javascript

function getActiveCellValue() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  const activeCell = sheet.getActiveCell();

  const value = activeCell.getValue();

  Logger.log(value);

}

このコードを実行すると、現在選択されているセルの値がログに表示されます。

よくある質問や疑問

Q1: getValue()とgetValues()の違いは何ですか？

getValue()は、単一のセルの値を取得するために使用します。一方、getValues()は、複数のセルの値を2次元配列として取得するために使用します。例えば、からC3までの範囲の値を取得する場合、getValues()を使います。

Q2: セルの値を取得した後、どのように活用できますか？

取得したセルの値は、別のセルに書き込んだり、条件分岐に利用したり、メール送信の内容に組み込んだりと、さまざまな用途に活用できます。例えば、特定の条件に基づいてセルの色を変更したり、他のシートにデータを転記したりすることができます。

Q3: セルの値を変更する方法はありますか？

はい、セルの値を変更するには、setValue()メソッドを使用します。例えば、セルに「こんにちは」と入力するには、次のように書きます。

javascript

function setCellValue() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  sheet.getRange('').setValue('こんにちは');

}

このコードを実行すると、セルに「こんにちは」と入力されます。