初心者でもできる！GASでスプレッドシートのコピー＆ペーストを自動化する方法

スプレッドシートを使っていると、同じデータを何度もコピー＆ペーストする作業が面倒ですよね。そんなときに便利なのが、Google Apps Script（GAS）を使った自動化です。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、GASを使ってスプレッドシートのコピー＆ペーストを自動化する方法をご紹介します。

GASでスプレッドシートのコピー＆ペーストを自動化する方法
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GASでスプレッドシートのコピー＆ペーストを自動化する方法

Googleスプレッドシートのイメージ

GASとは？

Google Apps Script（GAS）は、Googleのサービスを自動化するためのプログラミング言語です。スプレッドシートやドキュメント、Gmailなどを操作することができます。例えば、毎月の売上データを別のシートに自動で転記したり、特定の条件に合ったデータを抽出して別のシートにまとめたりすることができます。

スプレッドシートのコピー＆ペーストを自動化するコード

以下のコードを使うと、スプレッドシートの特定のセルの値を別のセルにコピーすることができます。

function copyData() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  var value = sheet.getRange('').getValue();

  sheet.getRange('B1').setValue(value);

}

このコードでは、セルの値を取得して、B1セルにその値を設定しています。これを応用すれば、複数のセルをまとめてコピー＆ペーストすることも可能です。

値だけをコピーする方法

もし、セルの値だけをコピーしたい場合は、以下のようにコードを書きます。

function copyValues() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  var values = sheet.getRange('B2').getValues();

  sheet.getRange('C1:D2').setValues(values);

}

このコードでは、\:B2の範囲の値を取得して、C1\:D2の範囲にその値を設定しています。書式や数式はコピーされません。

書式も含めてコピーする方法

書式も含めてコピーしたい場合は、以下のようにコードを書きます。

function copyWithFormat() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  var range = sheet.getRange('B2');

  range.copyTo(sheet.getRange('C1:D2'), SpreadsheetApp.CopyPasteType.PASTE_NORMAL, false);

}

このコードでは、\:B2の範囲をC1\:D2の範囲にコピーしています。`SpreadsheetApp.CopyPasteType.PASTE_NORMAL`を指定することで、値、書式、数式などをすべてコピーすることができます。

別のシートにコピーする方法

もし、別のシートにコピーしたい場合は、以下のようにコードを書きます。

function copyToAnotherSheet() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  var targetSheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('Sheet2');

  var range = sheet.getRange('B2');

  range.copyTo(targetSheet.getRange(''));

}

このコードでは、現在のシートから`Sheet2`という名前のシートに\:B2の範囲をコピーしています。