Googleスプレッドシートを使っていると、繰り返しの作業を自動化したくなることがありますよね。そんなときに便利なのが、スプレッドシートにボタンを追加して、ボタンをクリックするだけで特定の処理を実行できる機能です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、Google Apps Script(GAS)を使ってスプレッドシートにボタンを作成し、簡単な処理を実行する方法をご紹介します。
スプレッドシートにボタンを追加する方法
まずは、スプレッドシートにボタンを追加する方法から始めましょう。
スプレッドシートを開く
Googleスプレッドシートを開きます。まだ作成していない場合は、新しくスプレッドシートを作成してください。
図形を挿入する
メニューバーの「挿入」をクリックし、「図形描画」を選択します。図形描画ウィンドウが開いたら、好きな図形(例えば「ベベル(面取り)」)を選んで、ボタンの形にします。図形の色や文字も自由に編集できます。
図形をシートに追加する
図形のデザインが決まったら、右上の「保存して閉じる」をクリックします。すると、スプレッドシート上に図形が追加されます。好きな位置に移動させて、ボタンの配置を整えましょう。
GASでボタンに処理を割り当てる方法
次に、作成したボタンに処理を割り当てる方法をご紹介します。
スクリプトエディタを開く
メニューバーの「拡張機能」をクリックし、「Apps Script」を選択します。これでスクリプトエディタが開きます。
スクリプトを書く
スクリプトエディタが開いたら、以下のような簡単なコードを入力します。このコードは、ボタンがクリックされたときに、セルに「ボタンが押されました」と表示するものです。
javascript
function onButtonClick() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
sheet.getRange("").setValue("ボタンが押されました");
}
入力が完了したら、上部の「保存」ボタンをクリックして、プロジェクトに名前を付けて保存します。
ボタンにスクリプトを割り当てる
スプレッドシートに戻り、先ほど追加した図形を右クリックして、「スクリプトを割り当て」を選択します。表示されたダイアログボックスに、先ほど作成した関数名「onButtonClick」と入力し、「OK」をクリックします。
これで、ボタンをクリックすると、セルに「ボタンが押されました」と表示されるようになります。
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まとめ
今回は、Googleスプレッドシートにボタンを作成し、GASを使ってそのボタンに処理を割り当てる方法をご紹介しました。これで、繰り返しの作業をボタン一つで簡単に実行できるようになりましたね。ぜひ、日々の業務や作業の効率化に役立ててください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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