こんにちは!パソコンやスマホの操作に少し不安がある方でも、Googleスプレッドシートをもっと便利に使いたいと思ったことはありませんか?そんなあなたにぴったりなのが、Googleが提供する「Google Apps Script(GAS)」です。今回は、GASを使ってスプレッドシートを自動化し、日々の作業をぐっと楽にする方法をご紹介します。
GASって何?
Google Apps Script(GAS)は、Googleが提供するプログラミングツールで、GoogleスプレッドシートやGmail、GoogleカレンダーなどのGoogleサービスを自動化・拡張することができます。特別なソフトをインストールする必要もなく、Googleアカウントさえあれば、ブラウザ上で簡単に始められます。
GASでできること
GASを使うと、以下のようなことができます
- 毎月の請求書を自動で作成スプレッドシートに入力されたデータをもとに、請求書を自動で生成し、指定したメールアドレスに送信できます。
- 特定の条件でリマインダーメールを送信期日が近づいたタスクを自動でチェックし、リマインダーメールを送ることができます。
- データの集計やグラフ作成を自動化日々のデータを自動で集計し、グラフを作成してレポートを生成できます。
- 外部サービスとの連携GmailやGoogleカレンダー、Slackなどの外部サービスと連携し、通知やデータの送受信を自動化できます。
初心者でもできる!GASの使い方
では、実際にGASを使ってみましょう。以下の手順で、スプレッドシートに入力されたデータをもとに、リマインダーメールを送るスクリプトを作成します。
- スプレッドシートを開くGoogleドライブにアクセスし、新しいスプレッドシートを作成します。
- データを入力A列にタスク名、B列に期日を入力します。
- スクリプトエディタを開くメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を選択します。
- コードを入力以下のコードをエディタに貼り付けます。
function sendReminder() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
var data = sheet.getDataRange().getValues();
var today = new Date();
today.setHours(0, 0, 0, 0);
for (var i = 1; i < data.length; i++) {
var task = data;
var dueDate = new Date(data);
if (dueDate <= today) {
var email = "your-email@example.com";
var subject = "リマインダー: " + task;
var body = "タスク「" + task + "」の期日が過ぎました。";
MailApp.sendEmail(email, subject, body);
}
}
}
- トリガーを設定エディタの左側の時計アイコンをクリックし、「トリガーを追加」を選択します。関数名に「sendReminder」を選び、実行タイミングを設定します。
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