Googleスプレッドシートを使っていると、データの整理や集計の際に空白セルが気になることがありますよね。特に、空白セルが多いと見た目が悪く、作業効率も下がってしまいます。そこで、今回は初心者の方でも簡単にできる「空白セルの削除とデータの上詰め」方法をご紹介します。
目次
Googleスプレッドシートのイメージ
空白セルを削除してデータを上に詰める方法
Googleスプレッドシートで空白セルを削除し、データを上に詰める方法は主に2つあります。どちらも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
方法1: フィルタ機能を使って空白セルを削除する
1. データ範囲を選択する
空白セルを含むデータ範囲をドラッグして選択します。
2. フィルタを設定する
メニューの「データ」から「フィルタを作成」を選択します。
3. 空白セルを抽出する
フィルタのアイコンをクリックし、「条件でフィルタ」を選択します。「空白ではない」を選ぶと、空白セル以外のデータが表示されます。
4. 空白セルを削除する
表示されたデータを新しいシートにコピーするか、不要な空白セルを手動で削除します。
この方法は、手動での操作が必要ですが、直感的でわかりやすいです。
方法2: QUERY関数を使って空白セルを除外する
QUERY関数を使うと、元のデータをそのままにして、空白セルを除外したデータを新しいシートに表示できます。
1. 新しいシートを作成する
空白セルを除外したデータを表示するための新しいシートを作成します。
2. QUERY関数を入力する
新しいシートのセルに以下のようなQUERY関数を入力します。
=QUERY(元のシート!Z100, "SELECT * WHERE A IS NOT NULL", 1)
ここで、`元のシート`は空白セルを含むデータがあるシート名、`Z100`はデータ範囲、`A IS NOT NULL`はA列が空でない行を選択する条件です。
3. 結果を確認する
関数を入力すると、空白セルを除外したデータが新しいシートに表示されます。
この方法は、データが更新されても自動で反映されるため、手作業での整理が不要になります。
よくある質問
空白セルを削除すると、データが上に詰められますか？
はい、上記の方法を使うと、空白セルが削除され、データが上に詰められます。特にQUERY関数を使うと、元のデータをそのままにして、新しいシートに空白セルを除外したデータを表示できます。
フィルタ機能を使うと、元のデータは変更されますか？
フィルタ機能を使っても、元のデータは変更されません。フィルタは表示を変更するだけで、データ自体には影響を与えません。
QUERY関数を使うと、どのようなデータが表示されますか？
QUERY関数を使うと、指定した条件に合致するデータが新しいシートに表示されます。例えば、A列が空でない行のみを表示するように設定すれば、A列が空でない行だけが表示されます。
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まとめ
Googleスプレッドシートで空白セルを削除し、データを上に詰める方法をご紹介しました。フィルタ機能やQUERY関数を使うことで、簡単にデータを整理できます。特に、データが頻繁に更新される場合は、QUERY関数を使うと自動で反映されるため、手作業での整理が不要になります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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