Googleスプレッドシートを使っていると、「このシート、他の人に見られたくないな」と思うこと、ありますよね。でも、Excelのように直接パスワードをかける機能がないので、どうすればいいのか悩んでいる方も多いはず。今回は、そんなあなたのために、初心者でもできる方法をわかりやすく解説します。
Googleスプレッドシートにパスワードを設定する方法
Googleスプレッドシートのイメージ
まず、結論からお伝えします。Googleスプレッドシートには、Excelのようにファイルを開く際にパスワードを設定する機能はありません。しかし、他の方法で「実質的なパスワード保護」をかけることは可能です。
方法1シートやセルの編集権限を制限する
スプレッドシート内の特定のシートやセルに対して、編集できる人を制限することができます。これにより、意図しない編集や削除を防ぐことができます。
手順は以下の通りです
- スプレッドシートを開く
- 編集を制限したいシートやセル範囲を選択
- 「データ」メニューから「シートと範囲を保護」を選択
- 「権限を設定」をクリックし、編集できるユーザーを指定
- 「完了」をクリックして設定を保存
方法2Google Apps Script（GAS）を使ってパスワード画面を作成する
GASを使うことで、スプレッドシートを開いたときにパスワード入力画面を表示させ、正しいパスワードを入力しないと中身を見せないようにすることが可能です。
基本的なスクリプト例は以下の通りです
javascript
function onOpen() {
var ui = SpreadsheetApp.getUi();
var response = ui.prompt('パスワードを入力してください');
if (response.getResponseText() !== 'your_password') {
SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheets().hideSheet();
ui.alert('パスワードが間違っています。スプレッドシートを閉じてください。');
}
}
このスクリプトをスプレッドシートに追加することで、パスワード入力画面が表示され、正しいパスワードを入力しないとシートが非表示になります。
よくある質問や疑問
Q1: スマホでもパスワード設定は可能ですか？
スマホからでも、シートやセルの編集権限を制限することは可能です。しかし、GASを使ったパスワード入力画面の表示は、スマホアプリでは動作しない場合があります。PCで設定を行い、スマホで閲覧する形が推奨されます。
Q2: GASのスクリプトは難しくないですか？
初めての方には少し難しく感じるかもしれませんが、基本的なスクリプトはコピー＆ペーストで導入できます。手順をしっかりと追っていけば、初心者の方でも設定可能です。
Q3: 他の方法でパスワード設定はできませんか？
Googleスプレッドシートには、直接的なパスワード設定機能はありません。しかし、上記の方法を組み合わせることで、実質的なパスワード保護を実現できます。
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まとめ
Googleスプレッドシートには、直接的なパスワード設定機能はありませんが、シートやセルの編集権限を制限したり、GASを使ってパスワード入力画面を作成することで、実質的なパスワード保護をかけることができます。これらの方法を活用して、大切なデータを守りましょう。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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