Googleスプレッドシートを使っていると、「複数の条件を組み合わせてデータを抽出したい」「条件に合ったデータを集計したい」と思うことがありませんか?そんなときに便利なのが、関数を使った条件設定です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、複数条件を活用する方法をご紹介します。
複数条件を使う理由とは?
例えば、売上データから「2025年4月に、かつ、売上金額が10万円以上の取引」を抽出したい場合、手作業では大変ですが、関数を使えば一瞬でできます。これにより、業務効率が大幅に向上します。
よく使われる関数とその使い方
IF関数 × AND関数(かつ条件)
IF関数とAND関数を組み合わせることで、複数の条件を満たす場合に特定の結果を返すことができます。
例えば、以下のような式を使います
excel
=IF(AND(>=80, B2>=80), "合格", "不合格")
この式は、セルとB2セルの両方が80以上であれば「合格」、そうでなければ「不合格」と表示します。
IF関数 × OR関数(または条件)
OR関数を使うと、いずれかの条件を満たす場合に特定の結果を返すことができます。
例えば
excel
=IF(OR(>=80, B2>=80), "合格", "不合格")
この式は、セルまたはB2セルのいずれかが80以上であれば「合格」、両方とも80未満であれば「不合格」と表示します。
COUNTIFS関数(複数条件でのカウント)
COUNTIFS関数を使うと、複数の条件を満たすデータの個数をカウントできます。
例えば
excel
=COUNTIFS(, ">=80", B2:B10, ">=80")
この式は、:とB2:B10の両方で80以上のデータの個数をカウントします。
SUMIFS関数(複数条件での合計)
SUMIFS関数を使うと、複数の条件を満たすデータの合計を求めることができます。
例えば
excel
=SUMIFS(C2:C10, , ">=80", B2:B10, ">=80")
この式は、:とB2:B10の両方で80以上のデータに対応するC2:C10の合計を求めます。
ARRAYFORMULA関数(範囲に対する関数の適用)
ARRAYFORMULA関数を使うと、1つのセルに入力した関数を複数のセルに適用できます。
例えば
excel
=ARRAYFORMULA(IF(>=80, "合格", "不合格"))
この式は、:の各セルに対して、80以上であれば「合格」、そうでなければ「不合格」と表示します。
実際の活用シーン
例えば、社員の評価データがあるとします。A列に社員名、B列に評価点数、C列に勤務年数が入力されているとします。このデータから、「評価点数が80以上、かつ、勤務年数が5年以上の社員」を抽出したい場合、以下のような式を使います
excel
=FILTER(, B2:B10>=80, C2:C10>=5)
この式は、B2:B10が80以上、かつ、C2:C10が5以上の条件を満たす:の社員名を抽出します。
よくある質問や疑問
質問1: 複数の条件を組み合わせるとき、ANDとORの違いは何ですか?
ANDは「かつ」の意味で、すべての条件を満たす場合に結果が返されます。ORは「または」の意味で、いずれかの条件を満たす場合に結果が返されます。
質問2: ARRAYFORMULA関数はどのように使いますか?
ARRAYFORMULA関数を使うと、1つのセルに入力した関数を範囲に対して適用できます。例えば、IF関数と組み合わせて、複数のセルに対して一括で処理を行うことができます。
質問3: 複数のシートからデータを参照するにはどうすればよいですか?
IMPORTRANGE関数を使うと、他のスプレッドシートからデータを参照できます。例えば
excel
=IMPORTRANGE("スプレッドシートのURL", "シート名!範囲")
この式は、指定したスプレッドシートの指定した範囲のデータを取得します。
まとめ
Googleスプレッドシートの関数を使いこなすことで、複数の条件を組み合わせてデータを抽出・集計することができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かしてみることで、徐々に理解が深まります。ぜひ、日々の業務で活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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