Googleスプレッドシートを使っていると、「IF関数」を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか？でも、実際にどう使うのか、よくわからないという方もいらっしゃると思います。そこで今回は、IF関数の基本から応用まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコンやスマホの操作に自信がない方でも安心して学べる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
IF関数とは？
Googleスプレッドシートのイメージ
IF関数は、ある条件が「真」か「偽」かを判定し、それに応じて異なる結果を返す関数です。例えば、テストの点数が60点以上なら「合格」、それ以下なら「不合格」と表示させることができます。
基本の構文
IF関数の基本的な構文は以下の通りです
=IF(条件式, 真の場合の結果, 偽の場合の結果)
例えば、セルB2の値が60以上なら「合格」、それ未満なら「不合格」と表示させる場合
=IF(B2>=60, "合格", "不合格")
このように、条件に応じて結果を変えることができます。
実際に使ってみよう！
では、実際にスプレッドシートでIF関数を使ってみましょう。
ステップ1データの準備
まず、以下のようなデータを用意します
| 名前 | 点数 | 結果 |
|---|---|---|
| 田中 | 75 | |
| 鈴木 | 50 | |
| 佐藤 | 85 |
ステップ2IF関数の入力
「結果」列（C列）に以下のようにIF関数を入力します
=IF(B2>=60, "合格", "不合格")
これをC2セルに入力したら、セルの右下にカーソルを合わせてドラッグすると、他のセルにも同じ処理が適用されます。
ステップ3結果の確認
すると、以下のように結果が表示されます
| 名前 | 点数 | 結果 |
|---|---|---|
| 田中 | 75 | 合格 |
| 鈴木 | 50 | 不合格 |
| 佐藤 | 85 | 合格 |
このように、点数に応じて「合格」または「不合格」が表示されました。
IF関数の応用編
IF関数は基本的な条件分岐だけでなく、複雑な条件にも対応できます。
複数の条件を組み合わせる
例えば、点数が90点以上なら「優秀」、70点以上なら「合格」、それ以下なら「不合格」と表示させたい場合
=IF(B2>=90, "優秀", IF(B2>=70, "合格", "不合格"))
このように、IF関数を入れ子にすることで、複数の条件を判定できます。
他の関数との組み合わせ
AND関数やOR関数と組み合わせることで、より複雑な条件判定が可能です。
例えば、点数が80点以上かつ出席日数が20日以上の場合に「合格」と表示させるには
=IF(AND(B2>=80, C2>=20), "合格", "不合格")
このように、AND関数を使うことで、複数の条件をすべて満たす場合に「合格」と判定できます。
よくある質問や疑問
Q1: IF関数でエラーが出る場合はどうすればいいですか？
セルに「=IF(B1=0, “エラー”, /B1)」と入力すると、B1が0の場合に「エラー」と表示されます。これにより、ゼロ除算エラーを防ぐことができます。
Q2: IF関数を使ってセルの色を変えることはできますか？
IF関数自体ではセルの色を変更することはできませんが、条件付き書式を使うことで、条件に応じてセルの色を変えることができます。
Q3: IF関数で日付を判定することはできますか？
はい、IF関数では日付の比較も可能です。例えば、セルの日付が2025年5月1日以降なら「OK」、それ以前なら「NG」と表示させるには
=IF(>=DATE(2025,5,1), "OK", "NG")
このように、日付の比較も簡単に行えます。
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まとめ
今回は、GoogleスプレッドシートのIF関数について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。IF関数を使いこなすことで、データの分析や管理がより効率的に行えるようになります。ぜひ、日々の業務やプライベートで活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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