Googleスプレッドシートで関数の範囲指定をマスターしよう！初心者でも安心の解説

Googleスプレッドシートを使っていると、関数を使ってデータを集計したり分析したりする場面が増えてきますよね。でも、「範囲指定ってどうすればいいの？」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？今回は、そんな初心者の方でも安心して使えるように、関数の範囲指定についてわかりやすく解説します。

関数の範囲指定って何？
範囲指定の基本ルール
よく使う関数とその範囲指定
範囲指定のコツと注意点
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

関数の範囲指定って何？

Googleスプレッドシートのイメージ

関数の範囲指定とは、計算したいデータの範囲を指定することです。例えば、からまでのセルの合計を求めたいとき、「=SUM(\:)」と入力します。このように、コロン（:）を使って開始セルと終了セルを指定することで、範囲を指定できます。

範囲指定の基本ルール

範囲指定の基本的なルールは以下の通りです

ここがポイント！

コロン（:）を使って範囲を指定する例えば、からまでの範囲は「」と指定します。
行や列全体を指定する例えば、A列全体を指定するには「A」と入力します。
複数の範囲を指定する例えば、からとB1からB10の両方を指定するには「,B1:B10」と入力します。

これらのルールを覚えておくと、関数を使う際にとても便利です。

よく使う関数とその範囲指定

ここでは、よく使われる関数とその範囲指定の例をいくつか紹介します。

SUM関数（合計を求める）

ここがポイント！

構文=SUM(範囲)
例=SUM()
説明からまでの数値の合計を求めます。

AVERAGE関数（平均を求める）

ここがポイント！

構文=AVERAGE(範囲)
例=AVERAGE(B1:B10)
説明B1からB10までの数値の平均を求めます。

COUNTIF関数（条件に一致するセルの個数を求める）

ここがポイント！

構文=COUNTIF(範囲, 条件)
例=COUNTIF(C1:C10, “>10”)
説明C1からC10までのセルの中で、10より大きい数値のセルの個数を求めます。

IMPORTRANGE関数（別のシートからデータを取り込む）

ここがポイント！

構文=IMPORTRANGE(“スプレッドシートのURL”, “シート名!範囲”)
例=IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/spreadsheets/d/abcd1234”, “Sheet1!B10”)
説明指定したURLのスプレッドシートのSheet1からからB10までのデータを取り込みます。

範囲指定のコツと注意点

ここがポイント！

セルの参照方法セルをクリックしながらドラッグして範囲を選択することもできます。
絶対参照と相対参照セルの参照を固定するには「$」を使います。例えば、$A$1は絶対参照、は相対参照です。
範囲の指定ミスに注意範囲を指定する際に、コロン（:）を忘れたり、誤ったセルを指定しないように注意しましょう。

よくある質問や疑問

Q1: 範囲指定を間違えるとどうなりますか？

範囲指定を間違えると、関数が正しく計算されません。例えば、範囲を「\:」と指定すべきところを「\:」と指定すると、1つのセルしか計算されません。範囲指定は正確に行いましょう。

Q2: 別のシートのデータを参照するにはどうすればいいですか？

別のシートのデータを参照するには、IMPORTRANGE関数を使います。例えば、「=IMPORTRANGE(“(https://docs.google.com/spreadsheets/d/abcd1234)”, “Sheet1!\:B10”)」と入力することで、指定したシートの範囲を参照できます。