GoogleスプレッドシートのCOUNTIF関数を使いこなす！初心者でも安心の解説

「Googleスプレッドシートで特定の条件に一致するデータの個数を数えたいけれど、どうすればいいのか分からない…」そんなお悩みをお持ちの方にぴったりなのが、COUNTIF関数です。今回は、初心者の方でも安心して使えるように、COUNTIF関数の基本から応用までをわかりやすく解説します。

COUNTIF関数とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

COUNTIF関数は、指定した範囲内で、指定した条件に一致するセルの個数を数える関数です。例えば、名簿から「出席」と記載されている人数を数えたいときに活躍します。

COUNTIF関数の構文は以下の通りです



=COUNTIF(範囲, 条件)

* 範囲条件に一致するかを調べるセルの範囲
* 条件数えたい条件（文字列、数値、セル参照など）

例えば、セル範囲\:に「出席」「欠席」「遅刻」と記載されている場合、出席者数を数えるには以下のように入力します



=COUNTIF(, "出席")

数値を条件にする場合、比較演算子を使います。例えば、セル範囲B2\:B10に点数が記載されている場合、80点以上の人数を数えるには以下のように入力します



=COUNTIF(B2:B10, ">=80")

ワイルドカードを使うと、部分一致で条件を指定できます。例えば、セル範囲C2\:C10に「りんご」「みかん」「バナナ」と記載されている場合、「ご」を含む果物の数を数えるには以下のように入力します



=COUNTIF(C2:C10, "*ご*")

※「\*」は任意の文字列を意味します。

条件をセル参照で指定することもできます。例えば、セルD1に「80」と入力されている場合、セル範囲B2\:B10の点数がD1の値以上の人数を数えるには以下のように入力します



=COUNTIF(B2:B10, ">="&D1)

* COUNTIF関数は1つの条件にしか対応していません。複数の条件を指定したい場合は、COUNTIFS関数を使用します。
* 条件に文字列を使用する場合、ダブルクォーテーション（” “）で囲む必要があります。
* COUNTIF関数は大文字と小文字を区別しません。

複数の条件を指定する場合は、COUNTIFS関数を使用します。COUNTIFS関数の構文は以下の通りです



=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...)

例えば、セル範囲\:に「出席」「欠席」「遅刻」と記載され、セル範囲B2\:B10に点数が記載されている場合、出席かつ80点以上の人数を数えるには以下のように入力します



=COUNTIFS(, "出席", B2:B10, ">=80")

日付を条件にする場合、日付をダブルクォーテーションで囲みます。例えば、セル範囲C2\:C10に日付が記載されている場合、2025年7月1日以降の日付の人数を数えるには以下のように入力します



=COUNTIF(C2:C10, ">=2025/7/1")

空白セルを数える場合、条件に「””」を指定します。例えば、セル範囲D2\:D10の空白セルの数を数えるには以下のように入力します



=COUNTIF(D2:D10, "")

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