こんにちは!今回は、Googleスプレッドシートで「正規表現」を使って、データの検索や抽出、置換を簡単に行う方法をご紹介します。パソコンやスマホの操作に不安がある方でも、安心して取り組める内容にしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
正規表現って何?
「正規表現」と聞いて、難しそうに感じるかもしれません。でも、心配いりません。正規表現は、文字列の中から特定のパターンを見つけたり、置き換えたりするための便利なツールです。例えば、住所録の中から「横浜市」と書かれている部分だけを抜き出したり、電話番号の形式を統一したりするのに役立ちます。
Googleスプレッドシートで使える正規表現の関数
Googleスプレッドシートでは、正規表現を使った関数がいくつか用意されています。ここでは、特に役立つ3つの関数をご紹介します。
REGEXMATCH関数
この関数は、指定した文字列が正規表現のパターンに一致するかどうかを調べます。例えば、セルに「横浜市中区」と入力されている場合、次のように使います。
=REGEXMATCH(, "横浜市")
この式は、の内容が「横浜市」を含んでいるかを確認し、含んでいれば「TRUE」、含んでいなければ「FALSE」を返します。
REGEXEXTRACT関数
指定した文字列から、正規表現に一致する部分を抜き出す関数です。例えば、セルに「2025年7月8日」と入力されている場合、次のように使います。
=REGEXEXTRACT(, "\d{4}年")
この式は、「2025年」を抜き出します。もし一致する部分がなければ、エラーが表示されるので注意が必要です。
REGEXREPLACE関数
文字列の中で、正規表現に一致する部分を別の文字列に置き換える関数です。例えば、セルに「1000円」と入力されている場合、次のように使います。
=REGEXREPLACE(, "\d+", "金額")
この式は、「1000円」を「金額円」に置き換えます。
実際の活用例
では、実際にどのように活用できるか、いくつかの例を見てみましょう。
- 住所録の整理住所欄から「横浜市」を含む行だけを抽出する。
- 電話番号の形式統一電話番号の入力形式を統一する。
- 日付の抽出文章から日付を抜き出して、別の列に表示する。
これらの作業を手動で行うと時間がかかりますが、正規表現を使うことで、数式を1つ入力するだけで自動的に処理できます。
よくある質問や疑問
Q1: 正規表現って難しくないですか?
最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的なパターンを覚えるだけで、日常的な作業に役立ちます。少しずつ覚えていきましょう。
Q2: 正規表現を使うと、どんな場面で便利ですか?
例えば、住所録の整理や、データの形式統一、日付や電話番号の抽出など、さまざまな場面で活用できます。
Q3: エラーが出た場合、どう対処すればいいですか?
エラーが出た場合は、正規表現のパターンが正しいか、セルの内容が想定通りかを確認してください。必要に応じて、エラー処理の関数を組み合わせると良いでしょう。
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まとめ
Googleスプレッドシートで正規表現を使うことで、データの整理や抽出、置換が格段に効率よく行えるようになります。最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的な使い方を覚えることで、日常の作業がぐっと楽になります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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