GoogleスプレッドシートのQUERY関数は、データの抽出や集計を効率的に行える強力なツールです。特に、セル参照を活用することで、より柔軟で動的なデータ操作が可能になります。今回は、初心者の方にもわかりやすく、実際の例を交えて解説します。
QUERY関数とは?
QUERY関数は、Googleスプレッドシートにおいて、指定した範囲のデータに対してSQLライクなクエリを実行し、必要な情報を抽出したり、集計したりすることができる関数です。基本的な構文は以下の通りです。
=QUERY(範囲, クエリ, )
* 範囲データの範囲を指定します。
* クエリ実行するSQLライクな命令を指定します。
* 見出し(省略可)データの上部にある見出し行の数を指定します。
セル参照を使ったQUERY関数の活用方法
セル参照を活用することで、クエリの条件を動的に変更することができます。以下にいくつかの例を示します。
文字列をセル参照で指定する場合
例えば、B列にある「商品名」に基づいてデータを抽出する場合、F3セルに商品名を入力し、以下のようにQUERY関数を設定します。
=QUERY(B2:D7, "SELECT B, C WHERE B = '"&F3&"'", 1)
このように、`”&F3&”`でセル参照を組み込むことで、F3セルの内容に応じたデータを抽出できます。
数値をセル参照で指定する場合
C列にある「売上金額」が、F3セルの金額以上のデータを抽出する場合、以下のように設定します。
=QUERY(B2:D7, "SELECT B, C WHERE C >= "&F3, 1)
数値の場合、シングルクォーテーションで囲む必要はありません。
日付をセル参照で指定する場合
D列にある「日付」が、F3セルの日付以降のデータを抽出する場合、以下のように設定します。
=QUERY(B2:D7, "SELECT B, C WHERE D >= DATE '"&TEXT(F3, "yyyy-mm-dd")&"'", 1)
日付をセル参照で指定する際は、`TEXT`関数を使用して日付形式を整える必要があります。
注意点とコツ
文字列の取り扱い文字列を条件にする場合、シングルクォーテーションで囲む必要があります。例えば、`”WHERE B = ‘りんご'”`のように記述します。
数値の取り扱い数値の場合、シングルクォーテーションで囲む必要はありません。例えば、`”WHERE C >= 100″`のように記述します。
日付の取り扱い日付を条件にする場合、`DATE`関数を使用し、日付形式を`yyyy-mm-dd`に整える必要があります。例えば、`”WHERE D >= DATE ‘2025-06-29′”`のように記述します。
よくある質問
Q1: セル参照を使うとエラーが出る場合、どうすれば良いですか?
エラーが出る場合、クエリ内の構文が正しくない可能性があります。特に、シングルクォーテーションやダブルクォーテーションの使い方に注意してください。また、`TEXT`関数を使用して日付形式を整えることも重要です。
Q2: 複数の条件を組み合わせてデータを抽出する方法はありますか?
はい、複数の条件を組み合わせることができます。例えば、`”WHERE B = ‘”&F3&”‘ AND C >= “&F4`のように、`AND`や`OR`を使用して条件を組み合わせることができます。
Q3: 他のシートのデータをQUERY関数で参照することはできますか?
はい、他のシートのデータを参照することができます。例えば、`=QUERY(シート2!C10, “SELECT A, B WHERE C = ‘りんご'”, 1)`のように、シート名を指定して参照します。
まとめ
QUERY関数を活用することで、Googleスプレッドシート上で効率的にデータの抽出や集計を行うことができます。セル参照を組み合わせることで、より柔軟で動的なデータ操作が可能になります。ぜひ、日々の業務やデータ分析に活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



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