Googleスプレッドシートで小計を求める方法：初心者でもわかる解説

Googleスプレッドシートを使っていると、データの集計や分析を行いたくなる場面が多いですよね。特に、小計を求める作業は日常的に行うことが多いです。しかし、「関数って難しそう」「どうやって使うのか分からない」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、Googleスプレッドシートで簡単に小計を求める方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。具体的な手順や注意点を交えながら進めていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

SUBTOTAL関数を使って小計を求める

Googleスプレッドシートのイメージ

SUBTOTAL関数とは？

SUBTOTAL関数は、Googleスプレッドシートでデータの集計を行う際に非常に便利な関数です。SUM関数と似ていますが、SUBTOTAL関数の特徴は以下の通りです

SUBTOTAL関数の基本的な使い方

SUBTOTAL関数の基本構文は以下の通りです

関数コードには、行いたい集計の種類を指定する番号を入力します。例えば

例として、からまでのセルの合計を求める場合、以下のように入力します

フィルターを使用している場合の注意点

フィルターを使用してデータを絞り込んでいる場合、SUM関数では非表示のデータも含めて集計してしまいます。しかし、SUBTOTAL関数を使用すると、非表示のデータは自動的に除外されるため、正確な集計が可能です。

例えば、B列に売上データがあり、フィルターで特定の条件を設定している場合、以下のように入力することで、表示されているデータのみの合計を求めることができます

実際の例で確認してみよう

実際のデータを使って、SUBTOTAL関数の使い方を確認してみましょう。

よくある質問や疑問

Q1: SUBTOTAL関数とSUM関数の違いは何ですか？

SUM関数は指定した範囲のすべてのデータを集計しますが、SUBTOTAL関数はフィルターで非表示になったデータを除外して集計します。したがって、フィルターを使用している場合は、SUBTOTAL関数を使用することをおすすめします。

Q2: SUBTOTAL関数で平均を求めるにはどうすればよいですか？

平均を求める場合、関数コード「1」を使用します。例えば、からまでの平均を求めるには、以下のように入力します

Q3: SUBTOTAL関数で非表示のデータを含めて集計するにはどうすればよいですか？

非表示のデータも含めて集計したい場合、関数コードに「100」を足した番号を使用します。例えば、合計を求める場合は「109」を使用します。以下のように入力します

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まとめ

Googleスプレッドシートで小計を求める際には、SUBTOTAL関数を使用することで、フィルターで非表示になったデータを自動的に除外して正確な集計が可能です。関数コードを変更することで、合計だけでなく平均や最大値なども簡単に求めることができます。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。