Googleスプレッドシートを使っていると、「データを並べ替えたい!」と思うことがよくありますよね。例えば、家計簿の支出を高い順に並べたり、アンケート結果を年代別に整理したり。そんなときに便利なのが、スプレッドシートの「並べ替え」機能です。
でも、「並べ替えってどうやるの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、初心者の方でも安心して使える、スプレッドシートでのデータ並べ替え方法を3つご紹介します。
フィルタ機能を使って簡単に並べ替え
まずは、スプレッドシートの「フィルタ」機能を使って、データを並べ替える方法をご紹介します。
フィルタ機能の使い方
- 並べ替えたいデータが入っているシートを開きます。
- データの見出し(例えば「名前」「年齢」「支出額」など)がある行を選択します。
- 上部メニューの「データ」をクリックし、「フィルタを作成」を選択します。
- 各列の見出しに小さな三角形のアイコン(▼)が表示されるので、並べ替えたい列の▼をクリックします。
- 「昇順に並べ替え(A→Z)」または「降順に並べ替え(Z→A)」を選択します。
これで、選んだ列のデータが昇順または降順に並べ替えられます。例えば、支出額の列を降順に並べ替えれば、最も支出が多い項目が上に来るので、家計簿の見直しがしやすくなります。
フィルタ機能のポイント
* フィルタを使うと、データの並べ替えだけでなく、特定の条件でデータを絞り込むこともできます。
* フィルタを解除するには、再度「データ」メニューから「フィルタを解除」を選択します。
SORT関数で並べ替えたデータを別の場所に表示
次に、関数を使って並べ替えたデータを別の場所に表示する方法をご紹介します。
SORT関数の使い方
- 並べ替えたいデータが入っているシートを開きます。
- 並べ替えた結果を表示させたいセルを選択します。
- そのセルに以下のような数式を入力します。
=SORT(C10, 3, FALSE)
この数式は、からC10までの範囲のデータを、3列目(例えば「支出額」)を基準に降順(FALSE)で並べ替えるという意味です。
SORT関数のポイント
* SORT関数を使うと、元のデータを変更せずに並べ替えた結果を別の場所に表示できます。
* データが追加された場合でも、SORT関数を使っていれば自動で並べ替えが反映されます。
複数の条件で並べ替え
複数の条件でデータを並べ替えたい場合、SORT関数を応用することで実現できます。
複数条件での並べ替えの例
例えば、以下のようなデータがあるとします。
名前 | 年齢 | 支出額 |
---|---|---|
太郎 | 30 | 5000 |
次郎 | 25 | 3000 |
三郎 | 30 | 7000 |
四郎 | 25 | 4000 |
このデータを、「年齢」で昇順に並べ、その中で「支出額」を降順に並べ替えたい場合、以下のような数式を使用します。
=SORT(C5, 2, TRUE, 3, FALSE)
この数式は、からC5までの範囲のデータを、2列目(年齢)を基準に昇順(TRUE)で並べ、その中で3列目(支出額)を基準に降順(FALSE)で並べ替えるという意味です。
複数条件での並べ替えのポイント
* 複数の条件を指定する場合、SORT関数の引数に条件を追加していきます。
* 並べ替えの順序は、指定した順番で適用されます。
よくある質問や疑問
Q1: フィルタ機能を使うと、元のデータの並び順が変わってしまうのではないですか?
フィルタ機能を使っても、元のデータの並び順は変わりません。フィルタは表示を一時的に変更するだけで、データ自体には影響を与えません。
Q2: SORT関数を使うと、元のデータが変更されることはありますか?
SORT関数を使っても、元のデータは変更されません。SORT関数は、指定した範囲のデータを並べ替えた結果を別の場所に表示するだけです。
Q3: 並べ替えたデータを元に戻すことはできますか?
フィルタ機能を使って並べ替えた場合、フィルタを解除すれば元の並び順に戻すことができます。SORT関数を使った場合は、数式を変更することで並べ替えの条件を変更できます。
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まとめ
Googleスプレッドシートでデータを並べ替える方法を3つご紹介しました。
* フィルタ機能を使うと、簡単にデータを並べ替えることができます。
* SORT関数を使うと、元のデータを変更せずに並べ替えた結果を別の場所に表示できます。
* 複数の条件で並べ替えたい場合は、SORT関数を応用することで実現できます。
これらの方法を使いこなすことで、スプレッドシートでのデータ管理がより効率的に行えるようになります。ぜひ、実際に試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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