GoogleスプレッドシートのQUERY関数でデータを抽出する方法（初心者向け）

Googleスプレッドシートを使っていると、たくさんのデータの中から必要な情報だけを取り出したい場面がよくありますよね。そんな時に便利なのが、QUERY（クエリ）関数です。今回は、特に「WHERE」句を使ってデータを絞り込む方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

QUERY関数とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

QUERY関数は、スプレッドシート内のデータを、まるでデータベースのように検索・抽出できる強力な関数です。例えば、売上データの中から「2025年5月の売上だけを見たい」といった場合に活躍します。

WHERE句でデータを絞り込む基本の使い方

基本の書き方

QUERY関数の基本的な構文は以下の通りです

例えば、A列に日付、B列に売上金額がある場合で、売上金額が1000円以上のデータを抽出したいときは、次のように入力します

文字列で絞り込む

文字列で絞り込む場合、条件をシングルクォーテーションで囲みます。例えば、C列に商品名があり、「みかん」のデータだけを抽出する場合

複数条件で絞り込む

複数の条件を組み合わせるには、「AND」や「OR」を使います。例えば、C列が「みかん」または「ぶどう」で、D列が「3」のデータを抽出する場合

日付で絞り込む

日付で絞り込む場合、日付を「YYYY-MM-DD」の形式で指定します。例えば、A列が日付で、2025年5月のデータを抽出する場合

よくある質問や疑問

Q1: WHERE句で使う列名は、A列、B列のようにアルファベットで指定してもいいのですか？

A列、B列のようにアルファベットで指定することもできますが、他のシートやIMPORTRANGE関数を使っている場合は、「Col1」「Col2」のように数字で指定する必要があります。例えば、IMPORTRANGE関数で他のシートを参照している場合

Q2: WHERE句で日付を指定する際、日付の形式に注意する必要がありますか？

はい、日付を指定する際は、「YYYY-MM-DD」の形式で記述する必要があります。例えば、2025年5月1日を指定する場合

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まとめ

QUERY関数のWHERE句を使うことで、スプレッドシート内の大量のデータから、必要な情報だけを簡単に抽出することができます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かしてみると、どんどん便利さが実感できるはずです。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。