こんにちは！Googleスプレッドシートを使っていると、「この文字を一括で変えたいな」と思うこと、ありますよね。でも、手作業でひとつひとつ変更していたら、時間がかかってしまいます。
そこで活躍するのが、SUBSTITUTE関数とREPLACE関数です。これらの関数を使えば、文字列を効率的に置換できます。「関数って難しそう…」と思うかもしれませんが、心配いりません。今回は、初心者の方にもわかりやすく、実際の例を交えて解説します。
SUBSTITUTE関数で文字列を置換する
Googleスプレッドシートのイメージ
まずは、SUBSTITUTE関数の使い方からご紹介します。
SUBSTITUTE関数の基本構文
excel
=SUBSTITUTE(文字列, 検索文字列, 置換文字列, )
例えば、セルに「私は犬が好きです。」と入力されているとします。この「犬」を「猫」に変えたい場合、以下のように入力します。
excel
=SUBSTITUTE(, "犬", "猫")
これで、結果は「私は猫が好きです。」と表示されます。
特定の出現回数だけを置換する
SUBSTITUTE関数では、置換する回数を指定することもできます。例えば、文章の中で最初の「犬」だけを「猫」に変えたい場合、以下のように入力します。
excel
=SUBSTITUTE(, "犬", "猫", 1)
これで、結果は「私は猫が好きです。でも、隣の犬はうるさい。」となり、最初の「犬」だけが「猫」に置換されます。
REPLACE関数で文字列を置換する
次に、REPLACE関数の使い方をご紹介します。REPLACE関数は、文字列の特定の位置から一定の文字数を置換することができます。例えば、セルに「abc001」という文字列があり、これを「def001」に変えたい場合、以下のように入力します。
excel
=REPLACE(, 1, 3, "def")
これで、結果は「def001」となります。
REPLACE関数とSUBSTITUTE関数の違い
| 関数名 | 置換方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| SUBSTITUTE | 文字列を指定して置換 | 文字列全体を対象に置換 |
| REPLACE | 位置と長さを指定して置換 | 特定の位置から一定の文字数を置換 |
例えば、住所や電話番号の変更、誤字の修正など、特定の位置からの置換が必要な場合はREPLACE関数が便利です。
よくある質問や疑問
Q1: SUBSTITUTE関数とREPLACE関数、どちらを使うべきですか？
置換したい内容によります。文字列全体を対象に置換したい場合はSUBSTITUTE関数、特定の位置から一定の文字数を置換したい場合はREPLACE関数が適しています。
Q2: SUBSTITUTE関数で置換した結果を元のセルに反映させるにはどうすればいいですか？
SUBSTITUTE関数は元のセルを変更することはできません。結果を元のセルに反映させるには、関数を使用したセルをコピーし、元のセルに「値として貼り付け」を行ってください。
Q3: REPLACE関数で置換する文字数が元の文字数より多い場合、どうなりますか？
REPLACE関数では、置換後の文字列が元の文字列より長い場合、元の文字列が切り詰められることがあります。置換後の文字列が元の文字列より長くならないように注意してください。
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まとめ
GoogleスプレッドシートのSUBSTITUTE関数とREPLACE関数を使えば、文字列の置換が効率的に行えます。どちらの関数も、置換したい内容や状況に応じて使い分けることが大切です。ぜひ、実際のシートで試してみてくださいね。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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