Googleスプレッドシートでデータを整理する際、「特定の条件に合ったデータだけを表示したい」と思うことはありませんか?
例えば、売上が1000円以上のデータや、特定の地域に関する情報だけを抽出したい場合、フィルター機能が非常に便利です。
しかし、初心者の方にとっては、「フィルターをかける方法がわからない」「複数の条件を設定するのが難しい」と感じることもあるでしょう。
そこで今回は、Googleスプレッドシートで複数条件のフィルターを設定する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
フィルター機能の基本的な使い方
まずは、フィルター機能の基本的な使い方から確認してみましょう。
- フィルターをかけたい範囲のセルを選択します。
- 画面上部のメニューから「データ」をクリックし、「フィルタを作成」を選択します。
- 各列の見出し部分にフィルターアイコン(▼)が表示されます。
- フィルターアイコンをクリックすると、条件を設定するメニューが表示されます。
これで、基本的なフィルター機能が設定できました。
複数条件でフィルターをかける方法
次に、複数の条件を使ってデータを絞り込む方法をご紹介します。
AND条件(すべての条件を満たすデータを抽出)
AND条件とは、「AかつB」といったように、すべての条件を満たすデータを抽出する方法です。
例えば、以下のようなデータがあるとします。
| 商品名 | 部門 | 売上 |
|---|---|---|
| りんご | 食品 | 1000 |
| ノート | 文房具 | 500 |
| りんご | 文房具 | 700 |
| ノート | 食品 | 800 |
この中から、「部門が食品で、売上が1000以上」のデータを抽出したい場合、次のように入力します。
`=FILTER(C2:C5, B2:B5=”食品”, C2:C5>=1000)`
この式を入力すると、「りんご」のデータだけが抽出されます。
OR条件(いずれかの条件を満たすデータを抽出)
OR条件とは、「AまたはB」といったように、いずれかの条件を満たすデータを抽出する方法です。
先ほどのデータで、「部門が食品または売上が700以上」のデータを抽出したい場合、次のように入力します。
`=FILTER(C2:C5, (B2:B5=”食品”)+(C2:C5>=700))`
この式を入力すると、「りんご」と「ノート」のデータが抽出されます。
AND条件とOR条件を組み合わせる
AND条件とOR条件を組み合わせることで、より複雑な条件でデータを絞り込むことができます。
例えば、「部門が食品で、売上が1000以上、または部門が文房具で、売上が500以上」のデータを抽出したい場合、次のように入力します。
`=FILTER(C2:C5, (B2:B5=”食品”)*(C2:C5>=1000) + (B2:B5=”文房具”)*(C2:C5>=500))`
この式を入力すると、「りんご」と「ノート」のデータが抽出されます。
よくある質問や疑問
Q1: FILTER関数でエラーが出る場合はどうすればいいですか?
FILTER関数で「範囲サイズが一致しません」といったエラーが出る場合、指定した範囲の行数や列数が一致しているか確認してください。例えば、A列とB列の範囲を指定する場合、両方の範囲の行数が同じである必要があります。
Q2: 複数の列に対して条件を設定する方法はありますか?
はい、複数の列に対して条件を設定することができます。例えば、「部門が食品で、売上が1000以上、かつ商品名がりんご」のデータを抽出したい場合、次のように入力します。
`=FILTER(C2:C5, (B2:B5=”食品”)*(C2:C5>=1000)*(=”りんご”))`
Q3: 部分一致でデータを抽出する方法はありますか?
はい、部分一致でデータを抽出することができます。例えば、「商品名に『ノート』が含まれるデータを抽出したい場合、次のように入力します。
`=FILTER(C2:C5, REGEXMATCH(, “ノート”))`
この式を入力すると、「ノート」のデータが抽出されます。
まとめ
Googleスプレッドシートのフィルター機能を使うことで、複数の条件に合ったデータを簡単に抽出することができます。
AND条件やOR条件を組み合わせることで、より複雑な条件での絞り込みも可能です。
初心者の方でも、基本的な使い方を覚えれば、効率的にデータを整理することができます。
もし、操作方法や設定で不明な点があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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