GoogleスプレッドシートのFLOOR関数の使い方：初心者でもわかる実例と活用法

2025.09.25

こんにちは！今日は、Googleスプレッドシートの「FLOOR関数」について、初めて使う方でもわかりやすく解説します。「FLOOR関数って何？」「どうやって使うの？」と感じている方も安心してください。実際の例を交えながら、丁寧に説明しますね。

FLOOR関数とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

FLOOR関数は、指定した数値を「基準値の倍数」で切り捨てるための関数です。例えば、「100円単位で切り捨てたい」「5分単位で丸めたい」といった場合に便利です。

構文は以下の通りです



=FLOOR(値, 基準値)

値切り捨てたい数値
基準値切り捨てる単位となる数値（省略すると1がデフォルト）

では、実際にスプレッドシートで使ってみましょう。

1. セルに「23.75」と入力します。
2. セルB1に以下の式を入力します



   =FLOOR(, 5)

これで、セルB1には「20」が表示されます。これは、23.75を5の倍数で切り捨てた結果です。

FLOOR関数は、さまざまな場面で活躍します。例えば

在庫管理仕入れた商品の数が「57.3個」の場合、実際には「57個」として管理したいときに使用します。
予算管理予算が「3450円」の場合、切り捨てて「3000円」として報告したいときに便利です。

これらの例では、FLOOR関数を使うことで、数値を指定した単位で整えることができます。

基準値に0を指定するとエラーになります。FLOOR関数では、基準値は0以外の数値を指定してください。

負の数値を扱う場合も、FLOOR関数は指定した基準値の倍数で切り捨てます。例えば、-8.7を基準値2で切り捨てると、-10になります。

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FLOOR関数は、数値を指定した単位で切り捨てるための便利な関数です。在庫管理や予算管理など、日常業務で役立つ場面が多いです。ぜひ、実際に手を動かして試してみてくださいね。

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