「Googleスプレッドシートで数値を切り上げたいけど、どうすればいいの?」とお悩みの方へ。今回は、そんな疑問を解決するために、CEILING関数の基本的な使い方から、実際の活用シーンまで、初心者にもわかりやすくご紹介します。
CEILING関数って何?
CEILING関数は、指定した数値を、指定した基準値の倍数に切り上げるための関数です。
例えば、`=CEILING(7, 3)`と入力すると、7を3の倍数に切り上げて9が返されます。
CEILING関数の基本構文
CEILING関数の構文は以下の通りです
=CEILING(数値, 基準値)
数値切り上げたい元の数値。
基準値切り上げたい単位となる数値。
例えば、`=CEILING(15, 10)`と入力すると、15を10の倍数に切り上げて20が返されます。
実際の使用例
では、実際にどのような場面でCEILING関数が役立つのか見てみましょう。
- 売上金額の切り上げ商品価格が1,499円の場合、1,500円に切り上げることで、価格設定をしやすくします。
- 時間の切り上げ勤務時間が7時間43分の場合、15分単位で切り上げて7時間45分にすることで、給与計算が簡単になります。
- 予算の切り上げ経費が2,350円の場合、100円単位で切り上げて2,400円にすることで、予算管理がしやすくなります。
CEILING関数を使う際の注意点
CEILING関数を使用する際には、以下の点に注意してください
- 基準値は0より大きい数値を指定基準値に0を指定するとエラーになります。
- 数値と基準値は同じ符号数値と基準値の符号が異なる場合、エラーが発生します。
- 負の数の切り上げ負の数を切り上げる場合、0から遠い方の数に切り上げられます。
よくある質問や疑問
Q1: CEILING関数とFLOOR関数の違いは何ですか?
CEILING関数は指定した基準値の倍数に切り上げるのに対し、FLOOR関数は指定した基準値の倍数に切り捨てます。
Q2: 時間を切り上げる場合、どのように入力すればよいですか?
時間を切り上げる場合、基準値を「時:分:秒」の形式で指定します。例えば、`=CEILING(“8:52:00”, “0:15:00”)`と入力すると、結果は9:00:00となります。
Q3: CEILING関数でエラーが出る場合、どうすればよいですか?
エラーが出る場合、数値や基準値が正しいか、符号が一致しているか、基準値が0でないかなどを確認してください。
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まとめ
CEILING関数は、数値を指定した基準値の倍数に切り上げるための便利な関数です。
売上金額の調整や時間の切り上げ、予算管理など、さまざまな場面で活用できます。
使い方をマスターすれば、スプレッドシートでの作業がより効率的になります。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。





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