Googleスプレッドシートを使う際に、文字列の中から特定の文字を見つけたいときがありますよね。そんな時に便利なのが「FIND関数」です。この記事では、GoogleスプレッドシートのFIND関数を初心者向けに、わかりやすく解説します。「FIND関数って何?」と感じている方でも大丈夫。例を交えながら説明するので、少しずつ理解を深めていきましょう。
FIND関数とは?
Googleスプレッドシートで文字列内から特定の文字を見つけるために使用する関数がFIND関数です。例えば、「Hello World」という文章から「World」の位置を知りたい時にFIND関数を使います。簡単に言うと、文字列の中で特定の文字がどこにあるのかを教えてくれるツールです。
FIND関数の基本的な使い方
まずは基本的な使い方を覚えましょう。FIND関数の構文は以下のようになります。
=FIND(検索したい文字, 対象となる文字列, 開始位置)
* 「検索したい文字」は、検索したい文字や単語を指定します。
* 「対象となる文字列」は、文字を探す元となるテキストです。
* 「開始位置」は、省略可能ですが、検索を始める場所を指定できます(デフォルトは1文字目から)。
例えば、「=FIND(“o”, “Hello”)」と入力すると、結果は「5」と表示されます。なぜなら、「o」は「Hello」の5番目にあるからです。
具体例で理解する
ここで、もう少し実践的な例を見てみましょう。
例えば、「Googleスプレッドシートは便利です!」という文字列の中から「スプレッド」という単語を探したい場合、次のように入力します。
=FIND("スプレッド", "Googleスプレッドシートは便利です!")
この場合、FIND関数は「スプレッド」の開始位置を教えてくれます。この結果、FIND関数は「7」を返します。なぜなら、「スプレッド」は7文字目から始まるからです。
FIND関数の活用例
FIND関数は、ただ文字列の位置を知るだけではなく、さらにいろいろな場面で便利に活用できます。例えば、文字列を分けたり、特定の情報を抽出したりする際にも使います。
文字列を分ける
「Googleスプレッドシート」は非常に長い文章ですが、FIND関数を使えば、例えば「シート」の位置を見つけて、その前の部分だけを抽出することができます。
例えば、次のような式を使います
=LEFT("Googleスプレッドシート", FIND("シート", "Googleスプレッドシート") - 1)
これで、「Googleスプレッド」という文字列だけを取り出すことができます。これで文字列の分割が簡単にできるようになります。
よくある質問や疑問
FIND関数は大文字・小文字を区別しますか?
はい、FIND関数は大文字と小文字を区別します。例えば、「Apple」と「apple」は異なる文字として扱われるので、注意が必要です。大文字・小文字を無視して検索したい場合は、「SEARCH関数」の方が適しています。
FIND関数で文字が見つからない場合はどうなりますか?
もし、FIND関数で検索した文字が見つからない場合、エラーが表示されます。この場合、エラー処理をするために「IFERROR」関数を組み合わせて使うと便利です。
例えば、次のように使います
=IFERROR(FIND("パソコン", "私はスマホが好きです"), "見つかりません")
この場合、「パソコン」が見つからないので、「見つかりません」と表示されます。
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まとめ
GoogleスプレッドシートのFIND関数を使うと、文字列の中から特定の文字の位置を簡単に見つけることができます。少しの工夫で、文字列の抽出や分割など、さまざまな用途に活用できるので、ぜひ実践してみてください。
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