GoogleスプレッドシートのPROPER関数の使い方完全ガイド

「GoogleスプレッドシートのPROPER関数って、どう使うの？」とお悩みのあなたへ。この記事では、初心者の方にもわかりやすく、PROPER関数の基本から活用法までを丁寧に解説します。

PROPER関数とは？
PROPER関数の使い方
PROPER関数の注意点
実際の活用例
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

PROPER関数とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

PROPER関数は、指定した文字列の各単語の最初の文字を大文字に、残りの文字を小文字に変換する関数です。例えば、「john smith」と入力すると、「John Smith」に変換されます。これにより、名前やタイトルなどの見た目を整えることができます。

PROPER関数の使い方

基本的な使い方

セルに以下のように入力するだけでOKです。



=PROPER("john doe")

これで、「john doe」が「John Doe」に変換されます。

セル参照を使った例

例えば、セルに「michael jordan」と入力されている場合、セルB1に以下のように入力します。



=PROPER()

これで、セルB1に「Michael Jordan」と表示されます。

複数のセルに適用する方法

セルB1に「=PROPER()」と入力したら、セルB1の右下にある小さな四角（フィルハンドル）をドラッグして、下のセルにも同じ関数を適用できます。これで、複数の名前を一括で整形できます。

PROPER関数の注意点

PROPER関数を使用する際には、いくつかの注意点があります。

ここがポイント！

特殊なケースの扱い
例えば、「McLeod」を「McLeod」と表示したい場合、PROPER関数を使用すると「Mcleod」となってしまいます。このような場合、手動で修正する必要があります。
日本語の扱い
PROPER関数は、英語のアルファベットに対して機能します。日本語の文字列には影響を与えません。
記号や数字の扱い
特殊な記号や数字は変換されません。例えば、「john.doe123」と入力すると、「John.Doe123」と表示されます。記号や数字はそのまま保持されます。

実際の活用例

名簿やリストの整形

手入力や他のシステムから取り込んだデータの名前を統一的に整形できます。例えば、セルからに次の名前があるとします。

ここがポイント！

aLEX SMITH
bOb BROWN
cHERYL ADAMS
dAVID JOHNSON
eLIZABETH TAYLOR

セルB1に「=PROPER()」と入力し、B5までドラッグすると、B1からB5にはそれぞれ「Alex Smith」「Bob Brown」「Cheryl Adams」「David Johnson」「Elizabeth Taylor」と表示されます。

メールの宛名作成

大量の宛名を一括で整形する際に便利です。例えば、セルに「(mailto:john.doe@example.com)」と入力されている場合、セルB1に「=PROPER(LEFT(, FIND(“@”, )-1))」と入力すると、「John.Doe」と表示されます。これで、メールアドレスから名前部分を抽出し、整形できます。