Googleスプレッドシートのカスタム数式でセルの色を変更する方法【初心者向け】

2025.09.15

Googleスプレッドシートを使っていると、「特定の条件でセルの色を変えたい」と思うことがありますよね。例えば、「◯」が入っている行を緑色にしたい、または「×」が含まれているセルを赤くしたいときなど。そんなときに便利なのが、スプレッドシートの「条件付き書式」の「カスタム数式」機能です。

でも、「カスタム数式って難しそう…」「どうやって使うの？」と感じている方も多いのではないでしょうか。安心してください。今回は、初心者の方でもわかりやすく、実際の例を交えながら解説します。

カスタム数式とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

カスタム数式とは、セルの内容に応じて自動的に書式（色やフォントなど）を変更するための「条件」を設定するものです。例えば、「セルに◯が含まれているときに緑色にする」「セルに×が含まれているときに赤色にする」といった設定が可能です。

では、実際に「◯」が含まれているセルを緑色にする設定をしてみましょう。

=countif($F2, "*◯*")

これで、F列に「◯」が含まれている行が緑色に変わります。

同様の手順で、他の条件にも対応できます。

=countif($F2, "*×*")

=or(countif($F2, "*りんご*"), countif($F2, "*みかん*"))

数式が正しく入力されているか確認してください。特に、セル参照の「$」の有無や、ワイルドカード「*」の使い方に注意が必要です。また、条件付き書式のルールが他のルールと競合していないかも確認してみてください。

「条件付き書式設定ルール」の「追加」をクリックすることで、複数の条件を設定できます。設定したルールは、上から順番に適用されるので、優先順位を考慮して順番を設定してください。

数式が正しく入力されているか、適用範囲が正しいかを再確認してください。また、シートの保護設定や、他のユーザーによる編集権限が影響している場合もあるので、その点も確認してみてください。

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Googleスプレッドシートの「カスタム数式」を使うことで、セルの内容に応じて自動的に色を変えることができます。これにより、データの可視化が進み、作業効率が向上します。初心者の方でも、実際に手を動かしながら試してみることで、徐々に慣れていくことができます。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。