「最近、株価や為替レートを調べるのが面倒だなぁ」と感じていませんか？そんなときに便利なのが、GoogleスプレッドシートのGOOGLEFINANCE関数です。これを使えば、スプレッドシート上でリアルタイムの株価や為替レートを自動で取得できるんですよ。
例えば、アメリカの有名な企業「アルファベット（Googleの親会社）」の株価を調べたいとき、スプレッドシートのセルに以下のように入力するだけです
=GOOGLEFINANCE("GOOG", "price")
これで、アルファベットの現在の株価が表示されます。
さらに、過去のデータも簡単に取得できます。例えば、2025年2月10日の米ドル/円の為替レートを調べたいときは、以下のように入力します
=GOOGLEFINANCE("CURRENCY:USDJPY", "close", DATE(2025,2,10))
これで、指定した日の為替レートが表示されます。
GOOGLEFINANCE関数の基本構文と使い方
Googleスプレッドシートのイメージ
GOOGLEFINANCE関数の基本的な構文は以下の通りです
=GOOGLEFINANCE("ティッカーシンボル", "属性", , , )
ティッカーシンボル取得したい金融商品のシンボル（例`”GOOG”`はアルファベット社の株）
属性取得するデータの種類（例`”price”`は現在の株価）
開始日データ取得の開始日（省略すると最新のデータ）
終了日|日数データ取得の終了日または日数（省略すると1日分）
間隔データの間隔（`”DAILY”`または`”WEEKLY”`）
例えば、過去30日間のアルファベット社の株価を取得したい場合は、以下のように入力します
=GOOGLEFINANCE("GOOG", "price", TODAY()-30, TODAY(), "DAILY")
これで、過去30日間の株価データが表示されます。
GOOGLEFINANCE関数の活用例
GOOGLEFINANCE関数は、株価や為替レートの取得だけでなく、さまざまなデータを取得することができます。例えば、以下のようなデータも取得可能です
始値`”priceopen”`
高値`”high”`
安値`”low”`
取引量`”volume”`
時価総額`”marketcap”`
株価収益率（P/E）`”pe”`
これらのデータを組み合わせることで、より詳細な分析が可能になります。
例えば、アルファベット社の過去30日間の株価と取引量を取得したい場合は、以下のように入力します
=GOOGLEFINANCE("GOOG", "price", TODAY()-30, TODAY(), "DAILY")
=GOOGLEFINANCE("GOOG", "volume", TODAY()-30, TODAY(), "DAILY")
これで、過去30日間の株価と取引量のデータが表示されます。
よくある質問や疑問
Q1. GOOGLEFINANCE関数は日本株にも対応していますか？
現在、GOOGLEFINANCE関数は日本株のデータには対応していません。日本株のデータを取得するためには、別の方法を検討する必要があります。
Q2. GOOGLEFINANCE関数で取得できるデータの更新頻度はどのくらいですか？
GOOGLEFINANCE関数で取得できるデータは、最大で20分程度の遅延がある場合があります。リアルタイムのデータが必要な場合は、他のデータソースを検討することをおすすめします。
Q3. GOOGLEFINANCE関数を使う際の注意点はありますか？
GOOGLEFINANCE関数を使用する際には、以下の点に注意してください
* ティッカーシンボルを正確に入力する
* 必要な属性を明確にする
* 条件付きでデータをフィルタリングする
* 定期的にデータを更新する
* グラフ化して視覚的に分析する
これらのポイントを押さえることで、より効果的にGOOGLEFINANCE関数を活用できます。
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まとめ
GOOGLEFINANCE関数を使うことで、Googleスプレッドシート上で簡単に株価や為替レートを取得し、分析することができます。初心者の方でも、基本的な構文を覚えることで、さまざまなデータを手軽に扱えるようになります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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