GoogleスプレッドシートのTRANSPOSE関数を使って、データの行と列を簡単に入れ替える方法

Googleスプレッドシートを使っていると、「縦に並んだデータを横に並べたい」「逆に横のデータを縦にしたい」といった場面がよくありますよね。そんなときに便利なのが、TRANSPOSE（トランスポーズ）関数です。今回は、この関数の使い方を、パソコンやスマホに不安がある方でもわかりやすく解説します。

TRANSPOSE関数とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

TRANSPOSE関数は、指定した範囲のデータの行と列を入れ替える関数です。例えば、縦に並んだデータを横に並べ替えたり、その逆を行ったりできます。

TRANSPOSE関数の基本的な使い方

TRANSPOSE関数の使い方はとても簡単です。以下の手順で試してみましょう。

これで、縦のデータが横に並び替えられました。

TRANSPOSE関数と「転置して貼り付け」の違い

TRANSPOSE関数と似た機能に、「転置して貼り付け」という方法があります。これらの違いを理解して、目的に応じて使い分けましょう。

• TRANSPOSE関数データが変更されると、転置した結果も自動的に更新されます。元のデータと連動しているため、動的な変換が可能です。
• 転置して貼り付けデータをコピーして貼り付ける際に「転置して貼り付け」を選択すると、データが静的に貼り付けられます。元のデータが変更されても、転置したデータには反映されません。

TRANSPOSE関数の注意点

TRANSPOSE関数を使用する際には、以下の点に注意してください。

• 元のデータの範囲転置する元のデータの範囲に、すでにデータが入力されているセルがあると、エラーが表示されることがあります。転置先のセル範囲が空であることを確認してください。
• データの更新元のデータが変更されると、TRANSPOSE関数で転置したデータも自動的に更新されます。これにより、最新のデータを常に反映させることができます。

よくある質問や疑問

Q1: TRANSPOSE関数で転置したデータを元に戻すことはできますか？

TRANSPOSE関数で転置したデータを元に戻すには、再度TRANSPOSE関数を使用するか、「転置して貼り付け」を利用して手動で戻すことができます。

Q2: TRANSPOSE関数を使って、複数の列や行を一度に転置できますか？

はい、TRANSPOSE関数は複数の列や行を一度に転置することができます。例えば、

と入力すると、からC3までの範囲が転置されます。

Q3: 転置したデータを他のシートに表示させることはできますか？

はい、他のシートに転置したデータを表示させることができます。例えば、

と入力すると、指定したシートのからまでのデータが転置されて表示されます。

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まとめ

TRANSPOSE関数を使うことで、Googleスプレッドシートで簡単にデータの行と列を入れ替えることができます。これにより、データの整理や分析がより効率的に行えるようになります。ぜひ、日々の作業で活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。