こんにちは！今日はGoogleスプレッドシートの「MID関数」について、初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコンやスマホの操作に不安がある方でも安心して学べる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそもMID関数って何？
Googleスプレッドシートのイメージ
MID関数は、セルに入力された文字列の中から、指定した位置から指定した文字数だけを取り出すための関数です。例えば、住所や電話番号の一部を抜き出したいときに便利です。
基本の使い方
MID関数の構文は以下の通りです
=MID(文字列, 開始位置, 文字数)
例えば、セルに「東京都台東区上野公園1-2-3」と入力されている場合、次のように入力すると「台東区」が抽出できます
=MID(, 4, 3)
これは、4文字目から3文字分を取り出すという意味です。
実際の例で試してみよう
例えば、次のようなデータがあるとします
| 住所 | 都道府県 |
|---|---|
| 東京都台東区上野公園1-2-3 | =MID(, 4, 3) |
| 大阪府大阪市北区梅田1-1-1 | =MID(, 4, 3) |
| 愛知県名古屋市中区栄2-3-4 | =MID(, 4, 3) |
このように、MID関数を使うことで、住所から都道府県を簡単に抽出できます。
よくある疑問とその解決法
Q1: MID関数でエラーが出るときの対処法は？
MID関数でエラーが出る主な原因は以下の通りです
- 開始位置が文字列の長さを超えている例えば、文字列が10文字しかないのに、開始位置を11に設定するとエラーになります。
- 文字数が負の値や0になっている文字数は1以上の正の整数でなければなりません。
これらのエラーを避けるためには、
LEN関数
を使って文字列の長さを確認したり、
IFERROR関数
でエラー処理を行うと良いでしょう。
Q2: MID関数と他の関数の違いは？
- LEFT関数文字列の先頭から指定した文字数だけを取り出します。
- RIGHT関数文字列の末尾から指定した文字数だけを取り出します。
- MID関数文字列の中間から指定した位置と文字数で取り出します。
例えば、セルに「1234567890」と入力されている場合
-
=LEFT(, 3)→ 結果は「123」
-
=RIGHT(, 3)→ 結果は「890」
-
=MID(, 4, 3)→ 結果は「456」
このように、目的に応じて関数を使い分けることが重要です。
Q3: MID関数を使った応用例はありますか？
はい、あります！例えば、セルに「2023/10/01\_12345」というデータがあるとします。このデータから「12345」の部分だけを取り出したい場合、次のように入力します
=MID(, 12, 5)
これで、数字部分だけを抽出できます。
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まとめ
MID関数を使うことで、Googleスプレッドシートでのデータ処理がぐっと便利になります。住所や電話番号、日付など、さまざまなデータから必要な部分だけを取り出すことができるので、業務の効率化にもつながります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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