GoogleスプレッドシートのSPLIT関数を使って、文字列を簡単に分割する方法

こんにちは！今日は、Googleスプレッドシートの便利な関数「SPLIT（スプリット）」について、初心者の方にもわかりやすく解説します。特に、パソコンやスマホにあまり詳しくない方でも安心して使えるように、具体的な例を交えてお話ししますね。

そもそもSPLIT関数って何？

Googleスプレッドシートのイメージ

SPLIT関数は、セルに入力された文字列を指定した区切り文字で分割し、別々のセルに表示するための関数です。例えば、名前と苗字が1つのセルに入力されている場合、それらを別々のセルに分けたいときに使います。

例えば、セルに「田中太郎」という名前が入力されているとしましょう。この名前を苗字と名前に分けるには、B1セルに以下のように入力します。

=SPLIT(, " ")

これで、B1セルに「田中」、C1セルに「太郎」と表示されます。区切り文字として半角スペースを指定しています。

カンマやスラッシュなど、他の文字で分割したい場合も簡単です。

例えば、セルに「りんご,みかん,ぶどう」と入力されている場合、これを分けるにはB2セルに以下のように入力します。

=SPLIT(, ",")

これで、B2セルに「りんご」、C2セルに「みかん」、D2セルに「ぶどう」と表示されます。

複数の区切り文字を使う
例えば、セルに「りんご-みかん/ぶどう」と入力されている場合、これを分けるにはB3セルに以下のように入力します。

=SPLIT(, "-/")

これで、B3セルに「りんご」、C3セルに「みかん」、D3セルに「ぶどう」と表示されます。

区切り文字が2文字以上の場合
例えば、セルに「東京-大阪-名古屋」と入力されている場合、これを分けるにはB4セルに以下のように入力します。

=SPLIT(, "-", FALSE)

これで、B4セルに「東京」、C4セルに「大阪」、D4セルに「名古屋」と表示されます。

セルに「田中太郎」と入力されている場合、区切り文字として半角スペースを指定しています。全角スペースを使うと、うまく分割できないことがありますので、半角スペースを使用することをおすすめします。

例えば、B1セルに「=SPLIT(, ” “)」と入力すると、B1セルに「田中」、C1セルに「太郎」と表示されます。これで、分割した結果を別々のセルに表示させることができます。

例えば、セルに「りんご,みかん,ぶどう」と入力されている場合、これを縦に並べるにはB2セルに以下のように入力します。

=TRANSPOSE(SPLIT(, ","))

これで、B2セルに「りんご」、B3セルに「みかん」、B4セルに「ぶどう」と縦に表示されます。

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