Googleスプレッドシートで複数シートを連携してデータをまとめる方法

こんにちは！今日は、Googleスプレッドシートを使って、複数のシートのデータを一つにまとめる方法をご紹介します。パソコンやスマホの操作に不安がある方でも、安心してできるように、わかりやすく説明しますね。

なぜ複数のシートをまとめる必要があるのか？

Googleスプレッドシートのイメージ

例えば、家計簿をつけているとしましょう。1月から12月まで、毎月の支出をそれぞれのシートに記録していると、年末に全体の支出を把握するのが大変ですよね。そんなとき、複数のシートのデータを一つにまとめることで、年間の支出を簡単に確認できるようになります。

IMPORTRANGE関数を使うと、他のシートのデータを自分のシートに取り込むことができます。例えば、以下のように入力します。



=IMPORTRANGE("スプレッドシートのURL", "シート名!範囲")

これで、指定したシートのデータが自動で取り込まれます。初めて使うときは、「アクセスを許可」する必要がありますが、一度許可すれば、以降は自動で更新されます。

複数のシートのデータを縦に並べたいときは、配列を使います。例えば、以下のように入力します。



={'シート1'!B; 'シート2'!B}

これで、シート1とシート2のからBの範囲のデータが縦に並べられます。データが追加されても、自動で反映されるので便利です。

QUERY関数を使うと、データを抽出したり、集計したりすることができます。例えば、以下のように入力します。



=QUERY({'シート1'!B; 'シート2'!B}, "SELECT Col1, SUM(Col2) WHERE Col1 IS NOT NULL GROUP BY Col1")

これで、シート1とシート2のデータをまとめて、Col1ごとにCol2の合計を求めることができます。

他のシートのデータを取り込むためには、Googleがそのアクセスを許可する必要があります。初めて使用する際に「アクセスを許可」することで、以降は自動でデータが更新されます。

列数が異なる場合、不足している列に空白を追加することで、列数を揃えることができます。例えば、以下のように入力します。



={'シート1'!C, ARRAYFORMULA(REPT("", ROW('シート1'!A)))}

これで、シート1のからCの範囲のデータに、空白の列が追加されます。

QUERY関数の条件部分を変更することで、抽出するデータを変えることができます。例えば、以下のように入力します。



=QUERY({'シート1'!B; 'シート2'!B}, "SELECT Col1, SUM(Col2) WHERE Col1 = '特定の値' GROUP BY Col1")

これで、Col1が「特定の値」のデータのみを抽出し、Col2の合計を求めることができます。

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Googleスプレッドシートを使うことで、複数のシートのデータを簡単にまとめることができます。IMPORTRANGE関数や配列、QUERY関数を上手に活用すれば、データの集計や分析がぐっと楽になります。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ試してみてくださいね。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。