日々のスケジュールや勤怠管理、タスク管理などで「曜日を手入力するのが面倒だなぁ」と感じたことはありませんか？そんなときに役立つのが、Googleスプレッドシートの「曜日自動入力」機能です。これを使えば、日付を入力するだけで自動的に曜日が表示され、手間を大幅に削減できます。
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、具体的な手順を交えて解説します。パソコンやスマホが苦手な方でも安心して取り組める内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
曜日を自動入力する方法
Googleスプレッドシートのイメージ
Googleスプレッドシートで曜日を自動入力する方法は主に2つあります。それぞれの方法を順を追って説明します。
カスタム数値形式を使う方法
この方法では、日付セルに曜日を自動で表示させることができます。手順は以下の通りです。
- 曜日を表示したいセルを選択します。
- メニューから「表示形式」→「数字」→「カスタム数値形式」を選択します。
- 表示形式の入力欄に「m月d日(ddd)」と入力し、「適用」をクリックします。
これで、例えば「2025/07/07」と入力すると、「7月7日(月)」と表示されます。曜日の表示を「月曜日」とフルネームにしたい場合は、「m月d日(dddd)」と入力してください。
TEXT関数を使う方法
日付セルとは別のセルに曜日を表示させたい場合に便利なのが、この方法です。手順は以下の通りです。
- 曜日を表示したいセルに「=TEXT(参照セル, “dddd”)」と入力します。
- 例えば、セルに日付が入力されている場合、「=TEXT(, “dddd”)」と入力します。
これで、セルの日付に対応する曜日が表示されます。表示形式を変更したい場合は、”dddd”の部分を以下のように変更できます。
- “ddd”月
- “dddd”月曜日
- “aaa”Mon（英語略称）
- “aaaa”Monday（英語）
曜日を連続して自動入力する方法
複数のセルに曜日を連続して入力したい場合、オートフィル機能を活用すると便利です。手順は以下の通りです。
- 最初のセルに曜日を入力します。
- そのセルの右下に表示される小さな四角（フィルハンドル）をクリックし、ドラッグして範囲を選択します。
- 選択した範囲に、曜日が自動で入力されます。
例えば、セルに「2025/07/07」と入力し、セルに「=TEXT(, “dddd”)」と入力すると、セルに「月曜日」と表示されます。その後、セルのフィルハンドルをドラッグすると、セル以降に連続した曜日が表示されます。
曜日の色分けをする方法
曜日ごとにセルの色を変えて視認性を高めたい場合、条件付き書式を活用できます。手順は以下の通りです。
- 曜日が入力されているセル範囲を選択します。
- メニューから「表示形式」→「条件付き書式」を選択します。
- 「書式設定の条件」で「カスタム数式」を選択し、以下のように入力します。
- 日曜日の場合
=WEEKDAY(参照セル)=1 - 月曜日の場合
=WEEKDAY(参照セル)=2 - …（以下、土曜日まで同様に設定）
その後、「書式スタイル」で背景色を選択し、「完了」をクリックします。これで、指定した曜日に対応するセルの背景色が変更されます。
よくある質問や疑問
Q1: TEXT関数で曜日が英語で表示されるのですが、日本語にするにはどうすれば良いですか？
セルに日付が入力されている場合、「=TEXT(, “dddd”)」と入力すると、曜日が英語で表示されることがあります。これを日本語にするには、スプレッドシートの言語設定を日本語に変更する必要があります。手順は以下の通りです。
- メニューから「ファイル」→「設定」を選択します。
- 「一般」タブで「ロケール」を「日本」に変更し、「保存して再読み込み」をクリックします。
これで、TEXT関数で曜日が日本語で表示されるようになります。
Q2: カスタム数値形式で曜日が表示されない場合、どうすれば良いですか？
カスタム数値形式で曜日が表示されない場合、以下の点を確認してください。
- 日付が正しく入力されているか確認してください。
- カスタム数値形式の入力が正しいか確認してください。
- セルの書式設定が「日付」または「標準」になっているか確認してください。
これらを確認し、再度設定を行ってください。
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まとめ
Googleスプレッドシートを活用すれば、曜日の自動入力や色分けなど、日々の作業を効率化することができます。特に、手入力の手間を省き、ミスを減らすために、これらの機能を積極的に活用してみてください。
もし操作中にわからないことや困ったことがあれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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