Googleスプレッドシートの「シートID」を簡単に取得する方法

2025.08.15

Googleスプレッドシートを使っていると、「シートID」という言葉を耳にすることがあります。これは、スプレッドシート内の各シート（タブ）を一意に識別するための番号です。例えば、特定のシートにリンクを貼ったり、Google Apps Script（GAS）で操作したりする際に必要となります。

「シートIDって何だろう？」と感じている方も多いかもしれません。今回は、そんな初心者の方でもわかりやすく、シートIDの取得方法と活用方法をご紹介します。

シートIDとは？
シートIDの取得方法
シートIDの活用方法
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

シートIDとは？

Googleスプレッドシートのイメージ

GoogleスプレッドシートのURLは、通常以下のようになっています



https://docs.google.com/spreadsheets/d/スプレッドシートID/edit#gid=シートID

この中で、「スプレッドシートID」はファイル全体を識別するためのIDであり、「シートID」はそのファイル内の特定のシート（タブ）を識別するためのIDです。シートIDは、URLの末尾にある「#gid=」の後に続く数字部分です。

例えば、以下のURLの場合



https://docs.google.com/spreadsheets/d/1AbcD2efGhI3jklMN4opQrS5tuvWXyZ/edit#gid=123456789

このURLでは、スプレッドシートIDが「1AbcD2efGhI3jklMN4opQrS5tuvWXyZ」、シートIDが「123456789」となります。

シートIDの取得方法

シートIDを取得する方法は、主に以下の2つがあります

URLから直接取得する方法

スプレッドシートを開いた状態で、ブラウザのアドレスバーに表示されているURLを確認します。URLの末尾にある「#gid=」の後に続く数字がシートIDです。

例えば、URLが以下のようになっている場合



https://docs.google.com/spreadsheets/d/1AbcD2efGhI3jklMN4opQrS5tuvWXyZ/edit#gid=123456789

このURLでは、シートIDは「123456789」となります。

Google Apps Scriptを使用して取得する方法

Google Apps Script（GAS）を使用すると、スプレッドシート内のシートIDをプログラムで取得することができます。以下は、そのための簡単なコード例です

javascript

function getSheetId() {

  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  var sheetId = sheet.getSheetId();

  Logger.log(sheetId);

}

このコードをGASのエディタに貼り付けて実行すると、現在アクティブなシートのIDがログに表示されます。

シートIDの活用方法

シートIDは、以下のような場面で活用できます

特定のシートへのリンクを作成するHYPERLINK関数を使用して、特定のシートやセルへのリンクを作成できます。例えば、以下のように入力すると、「Sheet1」のセルへのリンクが作成されます



=HYPERLINK("#gid=123456789&range=", "Sheet1のセル")

Google Apps Scriptで特定のシートを操作するスプレッドシートIDとシートIDを組み合わせて、特定のシートを操作することができます。例えば、以下のようなコードで、特定のシートにアクセスできます

javascript

function accessSheet() {

  var spreadsheet = SpreadsheetApp.openById('スプレッドシートID');

  var sheet = spreadsheet.getSheetById(123456789); // シートIDを指定

  // ここでsheetを操作するコードを追加

}

よくある質問や疑問

Q1: シートIDはどこで確認できますか？

シートIDは、スプレッドシートのURLの末尾にある「#gid=」の後に続く数字部分です。例えば、URLが「https://docs.google.com/spreadsheets/d/1AbcD2efGhI3jklMN4opQrS5tuvWXyZ/edit#gid=123456789」の場合、シートIDは「123456789」となります。

Q2: シートIDを使って、他のシートを操作できますか？

はい、Google Apps Scriptを使用すれば、シートIDを指定して他のシートを操作することが可能です。例えば、特定のシートを取得して、そのシートのセルに値を入力することができます。

Q3: シートIDを変更することはできますか？

シートIDは自動的に割り当てられるものであり、ユーザーが変更することはできません。しかし、新しいシートを追加すると、新しいシートIDが自動的に割り当てられます。

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まとめ

GoogleスプレッドシートのシートIDは、特定のシートを識別するための重要な情報です。URLから直接確認することもできますし、Google Apps Scriptを使用してプログラムから取得することも可能です。シートIDを活用することで、特定のシートへのリンクを作成したり、スクリプトで特定のシートを操作したりすることができます。

もし、シートIDの取得や活用方法についてさらに詳しく知りたい場合や、Google Apps Scriptの使い方について質問がある場合は、お気軽にLINEからお声掛けください。