Googleスプレッドシートで2行をまとめて表示する方法

Googleスプレッドシートを使っていると、複数の行を1つにまとめて表示したい場面が出てきますよね。例えば、2つのシートに分かれているデータを1つのシートにまとめて表示したいときなどです。今回は、そんなときに役立つ方法をご紹介します。

複数シートのデータを1つのシートにまとめる方法

Googleスプレッドシートのイメージ

Googleスプレッドシートでは、複数のシートに分かれているデータを1つのシートにまとめて表示することができます。これを実現するためには、`QUERY`関数と`IMPORTRANGE`関数を組み合わせて使います。

同じスプレッドシート内にある複数のシートのデータをまとめるには、以下のような数式を使います。

=QUERY({'シート1'!B; 'シート2'!B}, "SELECT * WHERE Col1 IS NOT NULL")

この数式では、`シート1`と`シート2`のからB列までのデータを縦に連結し、`Col1`（1列目）が空でない行を抽出しています。これにより、2つのシートのデータを1つのシートにまとめて表示することができます。

異なるスプレッドシートにあるデータをまとめるには、`IMPORTRANGE`関数を使って他のスプレッドシートからデータを取得し、`QUERY`関数で処理します。以下のような数式を使います。

=QUERY({IMPORTRANGE("スプレッドシートのURL", "シート1!B"); IMPORTRANGE("スプレッドシートのURL", "シート2!B")}, "SELECT * WHERE Col1 IS NOT NULL")

この数式では、`IMPORTRANGE`関数を使って他のスプレッドシートからデータを取得し、`QUERY`関数で縦に連結して処理しています。

まとめたデータをさらに活用するためには、以下のような方法があります。

ここがポイント！

これらの機能を活用することで、まとめたデータをさらに効果的に活用することができます。

はい、`IMPORTRANGE`関数を使う際には、初めて他のスプレッドシートからデータを取得する場合、アクセス権限を許可する必要があります。データを取得する前に、アクセス権限を許可してください。

列の順番が異なる場合、`QUERY`関数の中で`SELECT`句を使って、必要な列を指定することができます。例えば、`SELECT Col2, Col1`のように指定することで、列の順番を変更できます。

`QUERY`関数と`IMPORTRANGE`関数を使ってまとめたデータは、元のデータが更新されると自動的に更新されます。ただし、`IMPORTRANGE`関数を使う際には、アクセス権限を許可しておく必要があります。

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Googleスプレッドシートを使って、複数の行やシートのデータを1つにまとめて表示する方法をご紹介しました。これらの方法を活用することで、データの管理や分析がより効率的に行えるようになります。ぜひ、実際に試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。