初心者でもできる！GASでスプレッドシートのデータ削除方法

こんにちは！今日は、Google Apps Script（GAS）を使って、スプレッドシートのデータを削除する方法をご紹介します。パソコンやスマホの操作が苦手な方でも、わかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

スプレッドシートのデータ削除方法とは？
セルの内容を削除する方法
シート全体を削除する方法
特定の行や列を削除する方法
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

スプレッドシートのデータ削除方法とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

スプレッドシートのデータ削除には、主に以下の方法があります。

ここがポイント！

セルの内容を削除する方法
シート全体を削除する方法
特定の行や列を削除する方法

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

セルの内容を削除する方法

セルの内容を削除するには、GASのclear()メソッドを使用します。これにより、セルの値や書式を一括で削除できます。

例えば、からC3までのセルの内容を削除するには、以下のようなコードを使用します。

function clearData() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  const range = sheet.getRange('C3');

  range.clear();

}

このコードを実行すると、指定した範囲のセルの内容が削除されます。

シート全体を削除する方法

シート全体を削除するには、deleteSheet()メソッドを使用します。これにより、指定したシートを完全に削除できます。

例えば、「Sheet1」という名前のシートを削除するには、以下のようなコードを使用します。

function deleteSheet() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('Sheet1');

  SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().deleteSheet(sheet);

}

このコードを実行すると、「Sheet1」という名前のシートが削除されます。

特定の行や列を削除する方法

特定の行や列を削除するには、deleteRow()やdeleteColumn()メソッドを使用します。

例えば、3行目を削除するには、以下のようなコードを使用します。

function deleteRow() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  sheet.deleteRow(3);

}

また、3列目を削除するには、以下のようなコードを使用します。

function deleteColumn() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  sheet.deleteColumn(3);

}

これらのコードを実行すると、指定した行や列が削除されます。

よくある質問や疑問

Q1: セルの内容だけを削除したい場合、clear()とclearContent()の違いは何ですか？

clear()メソッドは、セルの値、書式、コメント、データの入力規則などをすべて削除します。一方、clearContent()メソッドは、セルの値とコメントのみを削除し、書式やデータの入力規則はそのまま残します。必要に応じて使い分けてください。

Q2: シートを削除したら、元に戻すことはできますか？

シートを削除すると、そのシートは完全に削除されます。元に戻すことはできませんので、削除する前にバックアップを取ることをおすすめします。

Q3: 複数の行や列を一度に削除する方法はありますか？

複数の行や列を削除するには、forループを使用して順番に削除する方法があります。例えば、3行目から5行目までを削除するには、以下のようなコードを使用します。

function deleteRows() {

  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

  for (let i = 5; i >= 3; i--) {

    sheet.deleteRow(i);

  }

}

このコードを実行すると、3行目から5行目までの行が削除されます。