初心者でもわかる！Google Apps Script（GAS）でスプレッドシートの範囲を操作する方法

2025.08.01

Google Apps Script（GAS）を使って、スプレッドシートのセル範囲を操作する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。特に、セルの取得や範囲指定に関する基本的な使い方を中心に、実際のコード例を交えてご紹介します。

GASでスプレッドシートの範囲を操作する基本

Googleスプレッドシートのイメージ

Google Apps Scriptでは、`getRange()`メソッドを使用して、スプレッドシートの特定のセルやセル範囲を取得できます。これにより、セルの値を取得したり、変更したりすることが可能です。

例えば、シートのB3セルを取得するには、以下のように記述します。

javascript

var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();

var cell = sheet.getRange(3, 2); // B3セルを取得

このコードでは、`getRange(3, 2)`で3行目、2列目（B3セル）を指定しています。

複数のセルを取得する場合、行数と列数を指定します。例えば、B3からD5までの範囲を取得するには、以下のように記述します。

javascript

var range = sheet.getRange(3, 2, 3, 3); // B3からD5までの範囲を取得

このコードでは、`getRange(3, 2, 3, 3)`で、3行目、2列目から始まり、3行×3列の範囲を指定しています。

取得したセルや範囲の値を取得するには、`getValue()`または`getValues()`メソッドを使用します。

* 単一のセルの場合

javascript

var value = cell.getValue(); // B3セルの値を取得

* 複数のセルの場合

javascript

var values = range.getValues(); // B3からD5までの範囲の値を取得

`getValues()`メソッドは、2次元配列として値を返します。

セルの値を変更するには、`setValue()`または`setValues()`メソッドを使用します。

* 単一のセルの場合

javascript

cell.setValue('新しい値'); // B3セルの値を変更

* 複数のセルの場合

javascript

range.setValues, , ]);

`setValues()`メソッドでは、2次元配列で値を指定します。

`getRange()`の引数は、以下のように指定します。

javascript

getRange(開始行, 開始列, 行数, 列数);

例えば、`getRange(3, 2, 3, 3)`は、3行目、2列目から始まり、3行×3列の範囲を指定しています。

`getValues()`で取得した値は、2次元配列の形式で返されます。例えば、3行×3列の範囲を取得した場合、以下のような形式になります。

javascript

[

  ,

  ,

]

はい、`getRange()`メソッドでは、R1C1形式（例えば、’R3C2’）でも範囲を指定できます。ただし、一般的には形式（例えば、’B3’）がよく使用されます。

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Google Apps Scriptを使用すると、スプレッドシートのセルや範囲を簡単に操作できます。基本的な`getRange()`メソッドを使いこなすことで、データの取得や変更がスムーズに行えます。初心者の方でも、上記のコード例を参考にしながら、実際に手を動かして試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。