Google スプレッドシートを使っていると、「毎回同じ操作を繰り返すのが面倒だな」と感じることはありませんか?そんなときに便利なのが、Google Apps Script(GAS)を使ってスプレッドシートに独自のメニューを追加する方法です。これを使えば、よく使う機能をメニューバーからワンクリックで実行できるようになります。
今回は、パソコンやスマホの操作に自信がない方でも安心してできるように、わかりやすく解説します。これを覚えれば、日々の作業がぐっと楽になりますよ!
カスタムメニューとは?
カスタムメニューとは、スプレッドシートのメニューバーに自分専用のメニューを追加する機能です。例えば、「データをクリア」「月次レポートを作成」といった自分のよく使う操作を、メニューから直接実行できるようになります。
こんなときに便利!
- 毎月同じ形式でレポートを作成している
- 特定のセル範囲を頻繁にクリアしたい
- データの集計や加工を自動化したい
カスタムメニューの作り方
それでは、実際にカスタムメニューを作成してみましょう。以下の手順で進めていきます。
スプレッドシートを開く
まず、Google スプレッドシートを開いてください。
スクリプトエディタを開く
メニューバーの「拡張機能」から「Apps Script」を選択します。これでスクリプトエディタが開きます。
コードを入力する
以下のコードをスクリプトエディタにコピー&ペーストしてください。
function onOpen() { var ui = SpreadsheetApp.getUi(); ui.createMenu('便利機能') .addItem('データをクリア', 'clearData') .addToUi(); } function clearData() { var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet(); sheet.clearContents(); SpreadsheetApp.getUi().alert('データをクリアしました!'); }
スクリプトを保存する
上部の「保存」ボタンをクリックして、スクリプトを保存します。
スプレッドシートを再読み込みする
スプレッドシートを一度閉じて、再度開いてください。すると、メニューバーに「便利機能」という新しいメニューが追加され、その中に「データをクリア」という項目が表示されます。
カスタムメニューを活用する例
カスタムメニューを使うと、さまざまな作業を効率化できます。以下にいくつかの例を紹介します。
月次レポートを自動作成する
毎月同じ形式でレポートを作成している場合、カスタムメニューを使って自動化できます。例えば、売上データを集計して月次レポートを作成するスクリプトを作成し、メニューから実行できるようにします。
function onOpen() { var ui = SpreadsheetApp.getUi(); ui.createMenu('レポート作成') .addItem('月次レポートを作成', 'generateMonthlyReport') .addToUi(); } function generateMonthlyReport() { var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('売上データ'); var data = sheet.getRange('C7').getValues(); var monthlySales = {}; for (var i = 0; i < data.length; i++) { var date = new Date(data); var month = date.getMonth() + 1; var salesAmount = data; if (!monthlySales) { monthlySales = 0; } monthlySales += salesAmount; } var resultSheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName('月次レポート'); if (!resultSheet) { resultSheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().insertSheet('月次レポート'); } else { resultSheet.clear(); } resultSheet.appendRow); for (var month in monthlySales) { resultSheet.appendRow]); } }
セルの内容を一括で変更する
特定のセル範囲の内容を一括で変更したい場合にも、カスタムメニューが役立ちます。例えば、A列のすべてのセルに「未処理」と入力するスクリプトを作成し、メニューから実行できるようにします。
function onOpen() { var ui = SpreadsheetApp.getUi(); ui.createMenu('データ更新') .addItem('A列を未処理にする', 'updateColumnA') .addToUi(); } function updateColumnA() { var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet(); var range = sheet.getRange('A' + sheet.getLastRow()); range.setValue('未処理'); SpreadsheetApp.getUi().alert('A列の内容を「未処理」に更新しました!'); }
よくある質問や疑問
Q1: スクリプトエディタを開く方法がわかりません。
スプレッドシートを開いた状態で、メニューバーの「拡張機能」から「Apps Script」を選択してください。これでスクリプトエディタが開きます。
Q2: 作成したメニューが表示されません。
スプレッドシートを一度閉じて、再度開いてください。それでも表示されない場合は、スクリプトにエラーがないか確認してください。
Q3: 複数のメニューを作成できますか?
はい、複数のメニューを作成できます。`ui.createMenu('メニュー名')` を複数回呼び出すことで、異なるメニューを追加できます。
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まとめ
Google スプレッドシートにカスタムメニューを追加することで、日々の作業を効率化できます。難しそうに感じるかもしれませんが、基本的なコードをコピペするだけで簡単に実装できます。ぜひ、今回紹介した方法を試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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