皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのVLOOKUP関数を使って、特定の日付がどの期間に属するかを調べ、その期間に対応する値を取得する方法をご紹介します。Excelを使っていて、「この日付はどの期間に該当するのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?そんな時に役立つテクニックです。
VLOOKUP関数の基本的な使い方
まず、VLOOKUP関数の基本からおさらいしましょう。VLOOKUPは、指定した値を表の左端の列から検索し、その行の中で指定した列の値を返す関数です。例えば、商品コードから商品名を取得する際などに使われます。
日付範囲を考慮したVLOOKUPの活用方法
では、実際に日付範囲を考慮してVLOOKUPを使う方法を見ていきましょう。具体的な例を使って説明します。
例特定の日付がどの期間に属するかを調べる
例えば、以下のようなデータがあるとします。
開始日 | 終了日 | 担当者 |
---|---|---|
2023/01/01 | 2023/03/31 | 佐藤 |
2023/04/01 | 2023/06/30 | 鈴木 |
2023/07/01 | 2023/09/30 | 高橋 |
2023/10/01 | 2023/12/31 | 田中 |
この表で、特定の日付がどの担当者の期間に該当するかを調べたいとします。例えば、2023年5月15日が誰の担当期間に該当するかを知りたい場合です。
VLOOKUP関数を使った解決方法
この場合、以下の手順で解決できます。
- 開始日を昇順に並べ替えます。
- VLOOKUP関数を使用して、近似一致(TRUE)で検索します。
具体的な関数は以下のようになります。
excel
=VLOOKUP(検索日付, 範囲, 列番号, TRUE)
例えば、検索日付がセルE2にあり、上記の表がC5に配置されている場合、担当者を取得する関数は以下のようになります。
excel
=VLOOKUP(E2, C5, 3, TRUE)
この関数は、E2の値(検索日付)をA列の開始日から検索し、該当する行の3列目(担当者)を返します。
注意点と補足情報
- VLOOKUP関数を使用する際、検索範囲の最初の列(この場合は開始日)が昇順に並んでいる必要があります。そうでないと、正確な結果が得られない可能性があります。
- 近似一致(TRUE)を指定することで、検索値が正確に見つからない場合でも、最も近い小さい値を持つ行を返します。
よくある質問や疑問
Q1: VLOOKUPで正確な一致を検索するにはどうすれば良いですか?
VLOOKUP関数の第4引数をFALSEに設定すると、正確な一致を検索します。ただし、この場合、検索値と完全に一致する値が見つからないとエラーが返されます。
Q2: 開始日と終了日が同じ場合、どのように扱われますか?
検索日付が開始日と終了日の間にある場合、その行の値が返されます。開始日と終了日が同じ場合、その特定の日付に該当することになります。
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まとめ
今回は、ExcelのVLOOKUP関数を使って、特定の日付がどの期間に属するかを調べる方法をご紹介しました。開始日を昇順に並べ替え、近似一致を利用することで、簡単に該当する値を取得できます。ぜひ、日々の業務で活用してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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