ExcelのVLOOKUP関数の使い方【初心者向け解決ガイド】と実例

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皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのVLOOKUP関数についてお話しします。名前だけ聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実はとても便利な機能なんです。例えば、大量のデータから特定の情報を素早く見つけたいときに、この関数が役立ちます。今回は、初心者の方でも理解しやすいように、具体的な例を交えながら解説していきます。

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VLOOKUP関数とは?

Excelのイメージ

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数とは何かを簡単に説明します。これは、Excelでデータを縦方向(Vertical)に検索し、指定した列から値を取得する関数です。例えば、商品コードから商品名や価格を探し出すときに使います。

VLOOKUP関数の基本構文

VLOOKUP関数の基本的な書き方は以下の通りです

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])

それぞれの引数について詳しく見ていきましょう。

検索値(lookup_value)

これは、探したい値を指します。例えば、商品コード「A100」を検索したい場合、この「A100」が検索値となります。

範囲(table_array)

検索対象となるデータの範囲を指定します。例えば、商品リスト全体がこの範囲に該当します。

列番号(col_index_num)

範囲内で、取得したいデータが存在する列の番号を指定します。例えば、商品名が範囲内の2列目にある場合、列番号は「2」となります。

検索の型(range_lookup)

これは、省略可能な引数で、TRUE(または1)を指定するとおおよその一致を、FALSE(または0)を指定すると完全一致を検索します。通常、正確な一致を求める場合はFALSEを使用します。

VLOOKUP関数の実例

では、具体的な例でVLOOKUP関数の使い方を見てみましょう。

商品コード 商品名 価格
A100 りんご 100円
B200 バナナ 150円
C300 みかん 120円

上記のような商品リストがあるとします。ここで、商品コード「B200」に対応する商品名を取得したい場合、以下のようにVLOOKUP関数を使用します。

=VLOOKUP(“B200”, A2:C4, 2, FALSE)

この関数は、商品コード「B200」を範囲A2:C4の1列目から検索し、2列目の「バナナ」を返します。

VLOOKUP関数を使う際の注意点

VLOOKUP関数を使用する際には、以下の点に注意が必要です。

ここがポイント!

  • 検索値は範囲の最初の列に存在する必要があります。例えば、商品コードで検索する場合、商品コードは範囲の最初の列(左端)に配置する必要があります。
  • 検索の型を適切に設定する。正確な一致を求める場合は、必ずFALSEを指定しましょう。これを省略すると、予期しない結果を招くことがあります。
  • 範囲内のデータが昇順に並んでいることを確認する。特に、検索の型をTRUEに設定する場合、範囲内のデータが昇順に並んでいないと正しい結果が得られません。

VLOOKUP関数の活用例

実際に、VLOOKUP関数を使ってみた経験をご紹介します。以前、大量の商品データから特定の商品情報を抽出する必要がありました。手作業で探すのは大変でしたが、VLOOKUP関数を使うことで瞬時に必要な情報を取得でき、とても助かりました。

一方で、商品コードが間違って入力されている場合、正しい結果が得られないこともありました。このような場合は、データの整合性を確認する重要性を再認識しました。

よくある質問や疑問

VLOOKUP関数で#N/Aエラーが出るのはなぜですか?

これは、検索値が範囲内で見つからない場合に表示されます。例えば、商品コード「D400」を検索しようとしても、リスト内に存在しない場合、#N/Aエラーが返されます。

VLOOKUP関数で複数の条件を指定できますか?

残念ながら、VLOOKUP関数自体は単一の条件での検索に限定されています。複数の条件で検索したい場合は、INDEX関数MATCH関数を組み合わせる方法があります。

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まとめ

VLOOKUP関数は、Excelでのデータ検索に非常に便利なツールです。基本的な使い方と注意点を押さえておけば、大量のデータから必要な情報を迅速に取得することができます。ぜひ、日常の業務や個人のプロジェクトで活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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