ExcelでのIF関数とVLOOKUP関数を組み合わせて「Yes」または「No」を返す方法

皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのIF関数とVLOOKUP関数を組み合わせて、特定の条件に応じて「Yes」または「No」を返す方法についてお話しします。Excelを使っていて、「この値がリストに存在するか確認したい」と思ったことはありませんか？そんなときに役立つテクニックをご紹介します。

IF関数とVLOOKUP関数の基本

Excelのイメージ

まず、各関数の基本を押さえておきましょう。

VLOOKUP関数とは？

VLOOKUP関数は、指定した値を縦方向に検索し、対応する値を返す関数です。例えば、商品コードから価格を取得する際に使用します。

IF関数とは？

IF関数は、指定した条件が真か偽かを判定し、それに応じて異なる結果を返す関数です。例えば、点数が70以上なら「合格」、それ以外なら「不合格」と表示する際に使用します。

IF関数とVLOOKUP関数を組み合わせる方法

では、これらの関数を組み合わせて、特定の値がリスト内に存在するかを確認し、「Yes」または「No」を返す方法を見ていきましょう。

基本的な構文

以下のような構文を使用します

この式は、VLOOKUP関数で値を検索し、見つからない場合は#N/Aエラーを返します。ISNA関数はこのエラーを検出し、IF関数で「No」を返すようにします。見つかった場合は「Yes」を返します。

具体例

例えば、A列に商品コード、B列に在庫数があるとします。別のシートで特定の商品コードが在庫リストに存在するか確認したい場合、以下のようにします

これにより、商品コードが在庫リストに存在すれば「Yes」、存在しなければ「No」が返されます。

よくある質問や疑問

Q1: VLOOKUP関数で部分一致を行うことはできますか？

はい、可能です。VLOOKUP関数の第4引数をTRUEに設定すると、近似一致を行います。ただし、データが昇順に並んでいる必要があります。

Q2: IF関数とVLOOKUP関数を組み合わせて数値の範囲に応じた結果を返すことはできますか？

はい、可能です。例えば、売上額に応じてボーナスを計算する場合、VLOOKUP関数で売上額を取得し、IF関数で範囲を判定してボーナス額を決定できます。

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まとめ

いかがでしたか？IF関数とVLOOKUP関数を組み合わせることで、Excelでのデータ検索や条件判定がより柔軟に行えるようになります。ぜひ、日々の業務に活用してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。