Excelの凡例を数式で自由自在にカスタマイズする方法

グラフを作成すると、自動的に表示される「凡例（はんれい）」。でも、これが意外と使いづらいと感じたことはありませんか？たとえば、凡例の順番が気に入らない、名前を変更したい、位置を調整したい…そんな悩みを解決する方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

凡例とは？

Excelのイメージ

まず、凡例とは、グラフ内で各データが何を示しているのかを説明する部分です。例えば、棒グラフで「青」「赤」「緑」と色分けされているとき、それぞれが何を意味するのかを示すのが凡例です。

「凡例の順番を変えたいけど、元データはそのままにしたい」という場合、数式を使って順番を変更することができます。

グラフをクリックして選択します。
「グラフのデザイン」タブをクリックし、「データの選択」を選択します。
「データソースの選択」ダイアログボックスが表示されたら、「凡例項目（系列）」の中から順番を変更したい項目を選択し、「上へ移動」または「下へ移動」をクリックします。
「OK」をクリックして変更を確定します。

これで、元データを変更せずに凡例の順番を調整できます。

凡例に表示される名前は、元のデータの見出しから自動で取得されます。しかし、この名前がわかりにくい場合や変更したい場合もあります。以下の方法で変更できます。

これで、凡例の名前を変更できます。

凡例の位置を変更することで、グラフの見やすさが向上します。以下の方法で位置を変更できます。

これで、凡例の位置を変更できます。

凡例の文字の大きさや色を変更することで、グラフの印象を変えることができます。以下の方法で変更できます。

これで、凡例のフォントや色を変更できます。

グラフを選択し、「グラフ要素」ボタンから「凡例」のチェックを外すことで非表示にできます。

凡例の順番を変更することで、グラフ内のデータの順番も自動で変更されます。順番が変わらない場合は、手順を再確認してみてください。

凡例をクリックして選択した状態で、右クリックメニューから「フォント」や「凡例の書式設定」を選択し、変更を適用してください。

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Excelのグラフで凡例を自在にカスタマイズすることで、データの可視化がより効果的になります。順番の変更、名前の変更、位置の調整、フォントや色の変更など、さまざまな方法を駆使して、見やすくわかりやすいグラフを作成しましょう。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。