ExcelでVLOOKUP関数を使って2番目以降の値を取得する方法

2025.03.04

皆さん、こんにちは。Excelを使っていて、「同じ値が複数ある場合、2番目や3番目の値を取得したい」と思ったことはありませんか？今日は、そんな時に役立つ方法をご紹介します。

VLOOKUP関数の基本的な使い方

Excelのイメージ

まず、VLOOKUP関数の基本をおさらいしましょう。VLOOKUP関数は、指定した値を表の左端の列から検索し、その行の指定した列の値を返す関数です。例えば、商品コードから商品名を取得する際に便利です。

しかし、VLOOKUP関数には制限があります。それは、検索値に一致する最初の値しか取得できないことです。例えば、同じ商品コードが複数回登場する場合、最初の一致しか返してくれません。

では、どうやって2番目以降の値を取得するのでしょうか？以下の方法があります。

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、特定の条件に一致する複数の値を取得できます。具体的な方法は以下の通りです。

この方法を使えば、2番目や3番目の一致を取得することが可能です。

Excelの新しいバージョンでは、FILTER関数を使用して、特定の条件に一致するすべての値を取得することができます。例えば、特定の商品コードに一致するすべての行を抽出することが可能です。

例えば、以下のような商品リストがあるとします。

このリストから、商品コード「A001」の2番目の価格を取得したい場合、先ほどの方法を使って取得することができます。

残念ながら、VLOOKUP関数だけでは最初の一致しか取得できません。2番目以降の値を取得するには、他の関数と組み合わせる必要があります。

FILTER関数は、Excel 2019以降のバージョンで使用可能です。

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いかがでしたか？VLOOKUP関数だけでは難しい2番目以降の値の取得も、他の関数と組み合わせることで可能になります。ぜひ試してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。