皆さん、こんにちは！今回は、ExcelのVLOOKUP関数を使って、データを完全一致で検索する方法をご紹介します。特に、パソコンやスマホの操作が少し苦手な方でも安心して使えるよう、わかりやすく解説していきますね。
VLOOKUP関数とは？
Excelのイメージ
まず、VLOOKUP関数についてお話ししましょう。これは、Excelでデータを探す際にとても便利な関数です。例えば、大きな表の中から特定の商品の価格や在庫数を探したいときに役立ちます。
基本的な使い方
VLOOKUP関数の基本的な構文は以下のとおりです
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索方法)
各引数の意味は次のとおりです
- 検索値探したい値（例商品コードや社員ID）
- 範囲データが含まれるセル範囲
- 列番号範囲内で、取得したいデータが何列目にあるかを指定
- 検索方法完全一致を指定する場合は「FALSE」、近似値を許容する場合は「TRUE」
完全一致検索の設定方法
データを正確に検索するためには、完全一致の設定が重要です。これは、検索方法の引数に「FALSE」を指定することで実現できます。
設定手順
1. 検索値探したい値を指定します。
2. 範囲データが含まれるセル範囲を指定します。
3. 列番号取得したいデータが範囲内の何列目にあるかを指定します。
4. 検索方法完全一致を指定するために「FALSE」を入力します。
例えば、商品コード「A123」に対応する商品名を取得する場合、以下のように入力します
=VLOOKUP("A123", A2:B10, 2, FALSE)
VLOOKUP関数の具体例
実際に、VLOOKUP関数を使ってみましょう。以下のような商品リストがあるとします
| 商品コード | 商品名 | 価格 |
|---|---|---|
| A001 | りんご | 100 |
| A002 | みかん | 80 |
| A003 | バナナ | 120 |
このリストから、商品コード「A002」に対応する商品名を取得するには、以下のように入力します
=VLOOKUP("A002", A2:C4, 2, FALSE)
この結果、「みかん」が返されます。
よくある質問や疑問
Q1検索値が見つからない場合、どうなりますか？
A1検索値が見つからない場合、VLOOKUP関数は「#N/A」というエラーを返します。これは、「該当するデータが見つかりません」という意味です。
Q2検索方法を省略するとどうなりますか？
A2検索方法を省略すると、自動的に「TRUE」（近似一致）が適用されます。正確な一致を求める場合は、必ず「FALSE」を指定しましょう。
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まとめ
VLOOKUP関数を使えば、大量のデータから必要な情報を簡単に取り出すことができます。特に、完全一致の設定を正しく行うことで、より正確なデータ検索が可能となります。ぜひ、日常の業務や作業に活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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