Excelを使っていると、データをコピー&ペーストすることはよくありますよね。でも、ただのコピー&ペーストではなく、「値貼付け」って知っていますか?これは、計算式や書式を含まずに、セルに表示されている値だけを貼り付ける方法なんです。
「でも、どうやってやるの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、初心者にも分かりやすく、Excelで「値貼付け」をするためのショートカットと方法を解説します。これを覚えて、作業効率をアップさせましょう!
値貼付けとは?
Excelで「値貼付け」とは、コピーしたセルの計算式や書式をそのままではなく、表示されている結果(値)だけを貼り付けることです。これによって、元のセルに含まれていた数式が取り除かれ、貼り付けたセルにはただの値が残ることになります。
例えば、あるセルに「+B1」の計算式が入っていた場合、そのセルをコピーして値貼付けすると、「+B1」の結果(例えば10)がそのまま貼り付けられ、計算式は消えます。
「値貼付け」のショートカット方法
Excelで値貼付けをするためには、いくつか方法がありますが、最も簡単なのはショートカットを使う方法です。これを覚えておけば、作業がぐっと楽になりますよ。
Windowsの場合ショートカットで簡単に値貼付け
- コピーしたいセルを選択します。
- Ctrl + Cを押して、コピーします。
- 貼り付け先のセルを選択します。
- Alt + E + S + Vを順番に押します。
– E編集メニューを開く
– S貼り付けのオプションを選択
– V値貼付けを選択
この方法で、コピーしたセルの値だけが貼り付けられます。わざわざ「右クリック → 値貼付け」と選ぶ手間が省けて、作業効率がアップしますよ。
Macの場合ショートカットで簡単に値貼付け
Macでも簡単にショートカットを使って値貼付けできます。やり方は少し違いますが、手順はほとんど同じです。
- コピーしたいセルを選びます。
- Command + Cでコピーします。
- 貼り付け先を選びます。
- Command + Shift + Vを押します。
これで、コピーしたセルの値だけが貼り付けられます。
「値貼付け」を使うべきシーン
値貼付けはただの便利な機能ではありません。特にこんなシーンで大活躍します。
- データを別のシートやファイルに移動したい時
- 数式が含まれているセルをコピーして、計算式を残したくない時
- データを整理したい時に、書式やリンクを消したい時
例えば、計算式があるセルを他の場所にコピーしたいとき、そのままコピーすると計算式までコピーされてしまうので、値だけを貼り付けたい場合に便利です。
よくある質問や疑問
質問1: 値貼付けはどんな場面で役立つのですか?
値貼付けは、他のシートやファイルにデータを移動したり、計算式を削除して値だけを保持したいときに役立ちます。また、不要な書式やリンクも一緒に削除できるので、データを整理する際に非常に便利です。
質問2: 値貼付けは自分で設定しなければならないのですか?
いいえ、値貼付けのショートカットはExcelにデフォルトで設定されています。ですので、あとはショートカットキーを覚えるだけで、すぐに使えるようになります。
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まとめ
Excelの「値貼付け」を使うと、作業がとてもスムーズになりますよ。特に、計算式や書式を含んだデータを移動する際に、値だけを貼り付けることで、無駄なデータが残りません。これを覚えて、より効率的にExcelを使いこなせるようになりましょう。
もし他にも疑問やお悩み事があれば、ぜひお気軽にLINEからお声掛けください。
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