皆さん、Excelを使っていて、VLOOKUP関数を使ったときに「#N/A」などのエラーが表示されて困ったことはありませんか?今回は、そんなエラーを上手に処理するための方法として、ISERROR関数とVLOOKUP関数の組み合わせ方をご紹介します。初心者の方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ISERROR関数とは?
まず、ISERROR関数についてお話ししましょう。ISERROR関数は、指定した数式や値がエラーかどうかを判定する関数です。エラーであれば「TRUE」、エラーでなければ「FALSE」を返します。具体的な使い方は以下のとおりです。
excel数式
=ISERROR(値)
例えば、セルA1に数式があり、その結果がエラーかどうかを確認したい場合、次のように入力します。
excel数式
=ISERROR(A1)
これにより、A1がエラーの場合は「TRUE」、エラーでない場合は「FALSE」が返されます。
VLOOKUP関数でエラーが発生する原因
次に、VLOOKUP関数でエラーが発生する主な原因を見てみましょう。VLOOKUP関数は、指定した範囲内で検索値を探し、対応する値を返す関数ですが、以下のような場合にエラーが発生することがあります。
- 検索値が範囲内に存在しない場合
- 範囲の指定が間違っている場合
- 列番号の指定が範囲外の場合
これらのエラーをそのまま表示すると、見栄えが悪くなったり、他の計算に影響を及ぼしたりすることがあります。
ISERROR関数とVLOOKUP関数を組み合わせてエラーを処理する方法
では、ISERROR関数とVLOOKUP関数を組み合わせて、エラーを上手に処理する方法を見てみましょう。基本的な構文は以下のとおりです。
excel数式
=IF(ISERROR(VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索方法)), "エラー時の値", VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索方法))
具体的な例を挙げてみます。例えば、商品コードを検索して価格を取得する場合、以下のように入力します。
excel数式
=IF(ISERROR(VLOOKUP(A2, $B$2:$D$10, 3, FALSE)), "該当なし", VLOOKUP(A2, $B$2:$D$10, 3, FALSE))
この数式では、商品コードが見つからない場合に「該当なし」と表示し、見つかった場合は対応する価格を表示します。
IFERROR関数を使ったより簡単な方法
実は、Excel 2007以降のバージョンでは、IFERROR関数を使うことで、より簡単にエラー処理を行うことができます。構文は以下のとおりです。
excel数式
=IFERROR(値, エラー時の値)
先ほどの例をIFERROR関数を使って書き直すと、次のようになります。
excel数式
=IFERROR(VLOOKUP(A2, $B$2:$D$10, 3, FALSE), "該当なし")
このように、IFERROR関数を使うと、数式が簡潔になり、読みやすくなります。
具体的な使用例在庫管理での活用
では、具体的な使用例を見てみましょう。例えば、在庫管理をしているときに、商品コードを入力すると在庫数を表示し、商品が存在しない場合は「未登録」と表示させたい場合、以下のように入力します。
excel数式
=IFERROR(VLOOKUP(A2, $B$2:$C$100, 2, FALSE), "未登録")
これにより、商品コードが見つからない場合でも、「未登録」と表示されるため、エラー表示がなくなり、見やすくなります。
よくある質問や疑問
Q1: VLOOKUP関数で「#N/A」エラーが出るのはなぜですか?
「#N/A」エラーは、指定した検索値が検索範囲内に見つからない場合に表示されます。例えば、検索値が範囲内に存在しない場合や、範囲の指定が間違っている場合に発生します。
Q2: ISERROR関数とIFERROR関数の違いは何ですか?
ISERROR関数は、指定した値や数式がエラーかどうかを判定する関数で、エラーの場合は「TRUE」、エラーでない場合は「FALSE」を返します。一方、IFERROR関数は、エラーが発生した場合に指定した値を返し、エラーでない場合は通常の結果を返す関数です。IFERROR関数の方が簡潔にエラー処理を行うことができます。
まとめ
今回は、ExcelでのISERROR関数とVLOOKUP関数の組み合わせ方、そしてIFERROR関数を使ったエラー処理の方法についてご紹介しました。エラーを上手に処理することで、表計算の精度と見やすさが向上します。ぜひ、これらの関数を活用して、Excel作業をより効率的に行ってください。
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