Excelを使っていると、「同じようなデータを何度も入力しなきゃいけない」「数式をコピーして貼り付けるのが面倒」と感じること、ありませんか?そんなときに便利なのが、Excelの「動的配列機能」です。これを使えば、データの整理や分析がぐっと楽になりますよ。
動的配列機能って何?
まず、動的配列機能とは、セルに入力した数式が自動で隣のセルに広がっていく機能のことです。これまでは、数式を一つ一つコピーして貼り付ける必要がありましたが、動的配列を使うと、数式を一度入力するだけで、必要な範囲に自動で展開されるんです。
例えば、セルに「=SEQUENCE(5,1,1,1)」と入力すると、からまでのセルに1から5までの数字が自動で入力されます。これが動的配列の基本的な使い方です。
動的配列機能の活用例
では、実際にどんな場面で動的配列機能が役立つのでしょうか?いくつかの例を見てみましょう。
データの連番を自動で入力する
例えば、社員名簿を作成する際に、社員番号を自動で入力したい場合があります。そんなときに動的配列を使うと、簡単に連番を入力できます。
- セルに「=SEQUENCE(10,1,1,1)」と入力します。
- からまでのセルに、1から10までの数字が自動で入力されます。
これで、社員番号を手動で入力する手間が省けますね。
フィルターを使って特定のデータを抽出する
大量のデータの中から、特定の条件に合ったデータだけを抽出したい場合、動的配列の「FILTER」関数が便利です。
例えば、B列に「売上金額」、C列に「地域」が入力されているとします。関東地方の売上データだけを抽出したい場合、次のように入力します。
- セルに「=FILTER(B2:B10, C2:C10=”関東”)」と入力します。
- からまでのセルに、関東地方の売上金額が自動で表示されます。
これで、関東地方のデータだけを簡単に抽出できます。
複数の条件でデータを抽出する
さらに複雑な条件でデータを抽出したい場合、動的配列の「FILTER」関数を組み合わせて使うことができます。
例えば、B列に「売上金額」、C列に「地域」、D列に「商品カテゴリ」が入力されているとします。関東地方で、商品カテゴリが「家電」の売上データだけを抽出したい場合、次のように入力します。
- セルに「=FILTER(B2:B10, (C2:C10=”関東”)*(D2:D10=”家電”))」と入力します。
- からまでのセルに、条件に合った売上金額が自動で表示されます。
これで、複数の条件に合ったデータだけを簡単に抽出できます。
よくある質問や疑問
Q1: 動的配列機能はどのバージョンのExcelで使えますか?
動的配列機能は、Excel 365やExcel 2021以降のバージョンで利用できます。古いバージョンのExcelでは、この機能は利用できませんので、最新のバージョンへのアップデートを検討してください。
Q2: 動的配列を使うと、セルの内容が自動で更新されますか?
はい、動的配列を使うと、元のデータが変更されると、自動で結果が更新されます。これにより、常に最新のデータを反映させることができます。
Q3: 動的配列を使うと、どんなメリットがありますか?
動的配列を使うと、手作業でのデータ入力やコピー&ペーストの手間が省け、作業効率が大幅に向上します。また、数式が自動で展開されるため、ミスを減らすことができます。
まとめ
動的配列機能を活用することで、Excelでのデータ整理や分析が格段に楽になります。連番の入力やデータの抽出など、日常的な作業を効率化するために、ぜひこの機能を試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



コメント