Excelを使っていると、「この数字だけ目立たせたい」「特定の条件で色を変えたい」と思うこと、ありますよね。そんなときに便利なのが「条件付き書式」です。今回は、初心者の方でも安心して使えるように、わかりやすく解説します。
条件付き書式って何?
まずは、条件付き書式が何かを簡単にご説明します。
条件付き書式とは、セルの値や数式の結果に応じて、セルの色や文字の色、太さなどを自動で変更する機能です。これを使うと、例えば「90点以上のセルを緑色にしたい」といった設定が簡単にできます。
基本の使い方数値に色をつける
では、実際に「90点以上のセルを緑色にする」設定をしてみましょう。
- 色をつけたいセル範囲を選択します。
- 「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックします。
- 「セルの強調表示ルール」から「指定の値より大きい」を選びます。
- 「90」と入力し、書式の色を緑に設定します。
- 「OK」をクリックすると、90点以上のセルが緑色に変わります。
応用編文字列や日付で色を変える
条件付き書式は、数値だけでなく文字列や日付にも対応しています。
文字列の場合例えば、「完了」と入力されたセルを青色にしたい場合、以下の手順で設定できます。
- セル範囲を選択します。
- 「条件付き書式」から「新しいルール」を選びます。
- 「セルの値が」を選択し、「次の値と等しい」を選びます。
- 「完了」と入力し、書式の色を青に設定します。
- 「OK」をクリックすると、「完了」と入力されたセルが青色に変わります。
日付の場合例えば、「今日の日付より前の日付」を赤色にしたい場合、以下の手順で設定できます。
- セル範囲を選択します。
- 「条件付き書式」から「新しいルール」を選びます。
- 「セルの値が」を選択し、「次の値より小さい」を選びます。
- 「=TODAY()」と入力し、書式の色を赤に設定します。
- 「OK」をクリックすると、今日の日付より前の日付が赤色に変わります。
関数を使って複雑な条件を設定する
さらに、関数を使うことで、より複雑な条件を設定することができます。
AND関数複数の条件がすべて満たされた場合に書式を適用します。
例えば、A列が「完了」で、B列が「80点以上」の場合にC列を緑色にするには、以下の手順で設定できます。
- C列のセル範囲を選択します。
- 「条件付き書式」から「新しいルール」を選びます。
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。
- 数式に「=AND($=”完了”, $B1>=80)」と入力します。
- 書式の色を緑に設定し、「OK」をクリックします。
OR関数複数の条件のうち、いずれかが満たされた場合に書式を適用します。
例えば、A列が「完了」またはB列が「80点以上」の場合にC列を黄色にするには、以下の手順で設定できます。
- C列のセル範囲を選択します。
- 「条件付き書式」から「新しいルール」を選びます。
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。
- 数式に「=OR($=”完了”, $B1>=80)」と入力します。
- 書式の色を黄色に設定し、「OK」をクリックします。
よくある質問や疑問
Q1: 条件付き書式を設定したセルがうまく反映されません。どうすればいいですか?
セルの書式設定が他の設定と競合している可能性があります。条件付き書式の優先順位を確認し、必要に応じて順番を変更してください。また、セルの内容が条件に合っているかも確認してみてください。
Q2: 条件付き書式を一度に複数のセルに適用する方法はありますか?
はい、セル範囲を選択した状態で条件付き書式を設定すれば、選択したすべてのセルに同じ条件が適用されます。
Q3: 条件付き書式を設定したセルの書式を変更するにはどうすればいいですか?
セル範囲を選択し、「条件付き書式」から「ルールの管理」を選び、該当するルールを編集することで書式を変更できます。
まとめ
条件付き書式を使うことで、Excelのデータをより視覚的にわかりやすく整理できます。初心者の方でも、基本的な設定から応用まで、少しずつ覚えていけば大丈夫です。ぜひ、日々の業務や家計簿などで活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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