ExcelのXLOOKUP関数で複数の値を返す方法

2025.08.15

Excelを使っていると、特定の条件に一致する複数のデータを一度に取得したい場面がよくあります。特に、XLOOKUP関数を使っていると、「複数の値を返すにはどうすればいいの？」と悩むことも多いでしょう。今回は、その疑問を解決するための方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

\u\U0001f50d XLOOKUP関数とは？

Excelのイメージ

まずは、XLOOKUP関数の基本からおさらいしましょう。

XLOOKUP関数は、指定した範囲から条件に一致するデータを検索し、対応する値を返す関数です。従来のVLOOKUP関数に比べて、柔軟で使いやすいと評判です。

例えば、以下のようなデータがあるとします。

このデータから、「営業部門の年齢」を取得したい場合、XLOOKUP関数を使って以下のように記述します。



=XLOOKUP("営業", B2:B4, C2:C4)

この式では、B2\:B4の範囲から「営業」を検索し、対応するC2\:C4の範囲から年齢を返します。しかし、この方法では最初に一致した1件のデータしか取得できません。

XLOOKUP関数単体では、複数の一致するデータを取得することはできません。しかし、FILTER関数と組み合わせることで、複数の値を取得することができます。

例えば、「営業部門の全ての年齢」を取得したい場合、以下のように記述します。



=FILTER(C2:C4, B2:B4="営業")

この式では、B2\:B4の範囲から「営業」を検索し、対応するC2\:C4の範囲から一致する全ての年齢を返します。

例えば、以下のようなデータがあるとします。

このデータから、「営業部門の全ての年齢」を取得したい場合、以下のように記述します。



=FILTER(C2:C5, B2:B5="営業")

この式では、B2\:B5の範囲から「営業」を検索し、対応するC2\:C5の範囲から一致する全ての年齢を返します。結果として、{35, 29, 38}が返されます。

FILTER関数を使うことで、条件に一致する全てのデータを動的に取得することができます。これにより、手動でデータを抽出する手間が省け、作業効率が向上します。

はい、可能です。例えば、FILTER関数とSORT関数を組み合わせることで、条件に一致するデータを並べ替えて取得することができます。

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今回は、ExcelのXLOOKUP関数とFILTER関数を組み合わせて、複数の値を取得する方法をご紹介しました。これらの関数を活用することで、データの抽出や分析がより効率的に行えるようになります。

他にも疑問やお悩みがあれば、お気軽にLINEからお声掛けください。